タモリ倶楽部2020年12月18日放送回

厳しい冷え込みとなった師走。

毎度お馴染み流浪しない番組となってしまったタモリ倶楽部では、テレビ朝日のスタジオからクリスマス企画。

ハロウィンがメジャーなイベントとなってきたが、それでもクリスマスはハロウィンの5倍の経済効果なのだと説明する知的なタモリ。

そこへヤケクソ気味に左から入ってきたのはスカジャンを着たバイきんぐの小峠。ジングルベルの歌を楽しくなさそうに歌いながらの登場。今回の司会進行だ。

続いて右から登場したのはミュージシャンのハマ・オカモトとレキシ。レキシは何故か、タモリに向かって「メリークリス!」と連呼。「マス」まで言ってくださいとすかさずツッコむ小峠。

今回は、家電から発せられる電子音の中に音階を見出し、クリスマスソングを奏でるという「家電シンフォニー」。奏でる曲はクリスマスの定番ソング「もろびとこぞりて」。

企画に対し乗り気では無いタモリが選んだ家電は電動シェーバー。

音階を計測すると「ラ」と判明。

ハマが選んだ家電はドライヤー。風量で音階が変化することが判明。音階は「ド」。

レキシは炊飯器をチョイス。ところが計測器では判明せず、皆の音感で「シ」と断定。

小峠は自身の形状と瓜二つのハンディマッサージャー。音階は「ソ」。

一周し、再びタモリ。電動歯ブラシを選び、高い「ド」を発見。

ハマは電子レンジを選ぶもボタン音は低い「ソ」で使えない音階。

レキシは電動バリカンを選択するも、今度は高い「ソ」。

小峠は芝刈り機を選択で「レ」をゲット。

残る音階「ファ」を高圧洗浄機で探るタモリ。パワーを調節してファを捻出。

残る音階は「ミ」。ミキサーやシェーバー、ふとんクリーナーで試すもなかなか出ない。

電動ドリルも調節が可能な為、微調整し、なんとか「ミ」を絞り出す。

ドレミファソラシドがこれで完成。

一人2音担当で練習してみることに。どう聴いても家電の音が鳴っているだけにしか聞こえないが、何とか「もろびとこぞりて主はきませり」の一節のみ演奏完了。

視聴者としては「これはメロディーなのか?」と感じたが、タモリ一同、達成感があったようで、満足気な笑みで番組は終了。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です