股間の腫れ
先週から、私は股間に違和感を感じていた。
知ってる、この感じ。
外陰部左側の腫れ。バルトリン腺だ。
バルトリン腺は外陰部、つまり膣の入り口にあり、性行為の際に粘液が分泌され膣内を潤滑させる役割がある。
分泌させる為の腺が何らかの原因で詰まり、粘液がたまった状態となってしまったのだ。
バルトリン腺の炎症
2018年の年末もこんな感じで婦人科の病院へ行き、バルトリン腺内にたまった体液を注射針で抜いてもらった。
2020年の新型コロナウィルスによりオリンピックが延期され、商業施設が営業自粛となり、国民は外出自粛を強いられる中、私はバルトリン腺が腫れていた。
フリーター生活でなんとかしのいでいる現在、治療の為の支出は抑えたかった。
それにしてもだ。この股間の気持ち悪さ。
体液を除去する以外に、バルトリン腺の腫れはおさまらない。
ネットで民間療法を調べると、漢方薬で自壊させていた女性のブログがあったが、時間もお金もかかっていた。
私の症状は痛みがなくただただ外陰部が腫れているだけで、化膿していないはずだ。
引き続きグーグル先生で検索をする。
クリニックを予約
品川にレーザー治療をする婦人科系のクリニックがあった。
2015年夏に初めてバルトリン腺が腫れて以来、2017年夏、2018年冬、そして今回に至る。
2015年と2017年は患部の化膿により痛みがあった。
もうバルトリン腺を患いたくないという思いもあり、クリニックをネット予約した。
いざ、クリニックへ
ゴールデンウィークの谷間、4月30日の地下鉄は外出自粛の影響もあり、すいていた。
乗り慣れない都営浅草線・都営三田線を乗り継ぎ、白金高輪に到着した。
婦人科系のクリニックに行くと思い出すことがある。
以前、外国人の同僚(男性)は、出産を控えた友人を見舞うために産婦人科へ行った。その際、訪れた病棟の可愛さに驚愕し「僕も出産したい!」と思ったそうだ。
このクリニックも可愛らしい内装であった。しかし、予約や支払いはハイテクで、全てコンピューターによるアウトソーシングであった。
診察後、手術へ
問診表を埋め、保険証を渡し、診察もそこそこに、まずは患部を見る為に手術用の部屋へ通された。今回は、17mm×24mmの大きさに腫れていたらしい。
化膿しておらずこのまま様子見もできると言われたが、腫れた患部が気になって仕方がないので、レーザー手術をしたい旨を伝えると、あっさりと手術決行となった。
麻酔の注射以外は特に痛みもなく、診察予約が10時30分で支払いを済ませ薬を貰い、病院を後にしたのは11時30分くらいだったと思う。この日掛った費用も15,160円であった。
②へ続く