タモリ倶楽部2020年10月16日放送回

パリでは新型コロナウィルス感染の第二波を防ぐべく夜間外出禁止が始まった。

毎度お馴染み流浪の番組タモリ倶楽部では「皮ごと食べられるバナナ」の出現により、古典ギャグ「バナナの皮すべり」が封印されてしまうのでは、という危機を回避する企画。

司会は東京03の飯塚悟志、皮滑りを体を張って実演する「スベり慣れた芸人」トム・ブラウン、ぺこぱ。ナレーションは渡辺美佐。

バナナの皮よりも滑る皮を探す、「今夜はスベリ放題 バナナの皮よりスベる皮 全部スベるまで帰れません」。

飯塚がバナナの皮で滑った経験を尋ねるも、「ないね」とあっさり答えるタモリ。

「バナナの皮を踏み滑る」実演をする飯塚に、中国語風のアテレコを行うタモリ。これこそまさに往年のギャグと令和コント師の夢のコラボレーション。そして盛大に転ぶ飯塚。

バナナの皮の滑りやすさを確認したところで、比較される12の食材を紹介。

ネギの青い部分、キウイの皮、りんごの皮、ホッケの皮、ケーキのフィルム、白菜の根元、マンゴーの皮、アボカドの皮、パイナップルの皮、出汁をとったあとの昆布、メロンの皮、のパネルが登場。

事前にスタッフがそれぞれの皮・食材に1キロの重りを乗せたものを板に乗せ、滑り始める角度を計測し、角度の値が小さいもの=滑りやすいもの、としてランキングをつけた。トム・ムラウンとぺこぱがバナナの皮以上に滑るものを予想し、実演するというもの。

12の食材の中で、バナナの滑りやすいランキングは第7位。バナナより滑りやすい6つの食材を当てる。

最初にぺこぱが選んだのは「アボカドの皮」。食材を食べ、滑るシチュエーションを設定し滑る。ここで突然タモリが「名倉に似てるな」とぺこぱの松陰寺に言い始める。名倉が東南アジア系のエキゾチックな容姿であるということで、東南アジアの畑泥棒を畑の持ち主が追いかけるというシチュエーションでアボカドの皮を滑ることに。結果は5位。

脂質が多く、皮が固いところから滑りやすいのでは、とのこと。

続いてぺこぱのシュウペイが選んだのはマンゴー。巨大化してゆくタモリから逃げるというシチュエーションでマンゴーの皮を滑る。これはなんと1位の滑りっぷり。

糖分と脂質が多いからではとのこと。

トム・ブラウンのみちおはケーキのフィルムを選択。

最近振られた彼女が向こうにいるという設定で「戻ってきてくれ!」と絶叫し滑るも、第8位でバナナ以下の結果に。

お次はトム・ブラウンの布川が選んだのはメロン。設定は髪ヘリコプターなる布川のオリジナルネタ(長髪の布川の髪がヘリコプターのように回転した体で着陸というもの)。順位は3位。

続いてぺこぱ松陰寺がキウイを選択。テレビ局に入ってくる体で滑る。こちらは第2位。

シュウペイはパイナップルを選択。クラウチングスタートで滑るも最低の12位。

トム・ブラウンみちおが選んだのはネギの青い部分。順位は4位にも関わらず、あまり滑らなかったのは、ネギを踏み外してしまったせいだ。

お次は布川が出汁を撮った後の昆布で滑る。シチュエーションは再び髪ヘリコプター。見た目もかなりぬるぬるしており、これでバナナより滑らなかったら芸能界を引退するとかなりどうでもいい引退宣言。順位は6位で引退は回避で番組は終了。

タモリ倶楽部2020年10月9日放送回

アメリカ合衆国のトランプ大統領が新型コロナウィルスから回復し、台風14号は日本に近づいては来たものの、上陸しないまま去っていった。

タモリ倶楽部はコロナ禍における昨今のテイクアウトカレー事情に迫った。

司会進行はケンドーコバヤシ、芸能界のカレー好き大倉孝二、バービーナレーターはもちろん渡辺美佐。

異業種からカレーを始めた店が抱える悩みに耳を傾ける「異業種テイクアウトカレー相談室」。

まずは南仏料理店「Dining旬」カレーが完成するまで5日間かかるカレー。4種類全て作り方の異なるカレーが登場。ご主人曰く「やりすぎたカレー」

フレンチの技法で作るビーフカレー、18種類のスパイスの入った野菜のスパイスチキンカレー、アジアンキーマカレー、フランス風シーフードカレー。

今回は相談室のため、ご主人からの相談を聞き、解決するとカレーが食べられるシステム。

フランス料理はテイクアウトに向いてないと思い、カレーを始めたが、カレーの仕込みに時間がかかり、フレンチの仕込みが出来ないのが悩みだそう。

タモリからは1種類にすれば、との意見が出るが、ご主人曰く、「どれも人気があり絞りきれない」そう。

続いて会津・喜多方ラーメン愛絆。チャーシューを乗せただけのチャーシュー丼の方が売れており、カレーが売れないそう。話を聞くと、チャーシュー丼は驚きの300円と激安。タモリ側からの提案としてはチャーシュー丼の値上げ。

3件目は和食店うぶか。蟹と海老の出汁を使ったカレー、うぶか甲殻類カレー。

問題は、カレーの匂いが強烈すぎて、現在はカレーの販売を休止中だそう。

バービーは消臭剤やお香を焚いては、とのアドバイスを出したが、既にご主人は試しており、徒労に終わってしまっただけであったそう。

タモリは強力な換気扇に変えては、または開き直ってカレーもあります、というアドバイス。

最後はラーメン店「ひよこプリン」からオリジナルキーマ&粒マスタードカレー

ラーメン本に載る程、人気のあるラーメン店であったが、ご主人のハマっているプリンとカレーの店になってしまい、奥様が不満だそう。

実はタモリも25歳頃にプリンにハマっていたそう。

コロコロ業態が変わる店もいいのでは?とタモリ。

ここで生クリームの入ったプリンについての不満を述べるタモリ。

予定に無かったプリンの試食をすることに。「美味い」とタモリのお墨付きをもらい、プリンもカレーも問題ないので頑張ってください、のアドバイスで番組は終了。

タモリ倶楽部2020年10月2日放送回

アメリカ合衆国のトランプ大統領が新型コロナウィルスに感染した。

コロナ禍の日本において相変わらずロケを憚るタモリ倶楽部。先週に引き続き、鉄道企画だ。

鉄道持ち込み企画・後編と題し、クリアパネルで仕切られた席に着席するタモリをはじめとするタモリ電車クラブの面々、土屋礼央、市川紗椰、伊藤壮吾、南田裕介。鉄道好きの演歌歌手、徳永ゆうき。徳永はタモリ電車クラブの会員ではないため、今回の収録で会員になれるのか?

渡辺美佐のナレーションで「タモリ電車クラブ持ち込み企画 俺の鉄ネタ 後編」。

徳永の紹介する企画は「ロケーション パネル クイズ」。「撮り鉄」である徳永がこれまでに撮影してきた枚数はなんと3万枚。撮りためた鉄道写真からロケ地をクイズ形式で当てるもの。ここで全員から「自分の自慢を当てさせる」と総ツッコミをくらう。

しかし、「楽しんで頂けるようにこういうパネルも用意してまして」とパネルを取り出す。パネルは九つに仕切られ、地域の大まかなジャンル「東京・首都圏・ローカル」に分かれ、難易度によって点数が高くなり、1点から最高点15点が表示されている。

「東京6」を選択し、暗闇の中に「回送」の表示がされた電車の写真に、伊藤が「小田急線の成城学園前駅」とあっさり正解を出す。ポイントを解説すると、①ロマンスカー、②地下駅なので駅が限られている、③このアングルだと成城学園前、ここから正解を導き出したという。「壮吾くんに答えられてくやしいな」と徳永。

次は伊藤が「首都圏4」を選択。ホームの両脇に対照的に停車する電車が美しい。そこへ再び伊藤が手を挙げ「相鉄線海老名駅」とまたもやあっさり回答し、更にくやしがる徳永。

折角なので、一番難しい問題「首都圏15」を選択。土屋は「一駅めですよね」に「やめてもらっていいですか」と不満げな徳永。南田も「有名な駅ですか?下、降りると…」と質問。ここでタモリが「鶴見線国道駅」と回答し正解。なんとこの駅で、徳永は初めてのタモリ倶楽部ロケに参加したそう。とはいえ、鉄道マニアへの出題の精度としてはあまり高くなかったようで、「残尿感が残る」とタモリ評。

「簡単なのも」ということで、「ローカル1」を選択。山を背景に向かってくる古い電車がノスタルジックだ。「開聞岳(かいもんだけ)ですね」「最南端」と既に地理を特定。ここで南田は答えがわかっているが、土屋曰く「(徳永が)答えにくい雰囲気を出している」と苦言。無理やり盛り上げる南田が挙手し、「指宿線西大山!」と回答し見事正解。「当てずに鑑賞してたいよね。写真はいいよね」とタモリの意見に微妙な徳永。

トリは南田。「コンテナポーカー」なる企画。貨物列車のひとつの車両に5つまでコンテナが積める。このコンテナをトランプに見立てるというもの。語呂もいいと評判は上々だ。

ゲールのルールは同じコンテナが二つ揃っていればワンペア20点、三つだとスリーカード30点、4カード40点、フルハウス35点、5つ全てのコンテナが同じであれば5カード50点といった具合。珍しいコンテナ、パロマのデザイン等、があればボーナスとして50点加算。空の貨車の場合、ひとつも揃っていない場合はブタとし0点。映像を見る前に車両を選択し、やってくる貨物列車の映像を見守る。

2両目を選択した徳永は4カードで40点獲得。

4両目を選択した市川は一見ペアがあるようにも見えるが、コンテナのロゴ「JOT]の色が異なるためペアとは認められず。とはいえ、19型のコンテナが2つみえるためワンペアであるが、よくみるとコンテナの形が異なっており厳密にはペアでは無い事が判明し「上級者はブタ」という南田の一言により「私、ブタでいいです」ということで市川は0点。

5両目の伊藤はツーペアと思われたがよく見るとコンテナのロゴの位置が揃っていないため、ワンペアに。意外と揃わないコンテナに「厳しいな」の声も。

7両目、タモリの車両では3つが同じコンテナとなりスリーカードで30点。

40点の徳永が優勝。ここで南田より実は8両目が高得点の狙える記念コンテナが入っていたと追加情報。「俺、7か8迷ったんだよ」とタモリ。市川は「麻雀でも(このゲームが)できますよね」に一同納得。

ここで南田、二つ目のゲーム「鉄道ライブカメラダービー」を提案。なんだか昔、ヨルタモリでタモリがやっていたような企画だと思っていたが、それではなかった。ライブカメラが設置された地域を選択し、高い点数=電車の本数の少ない地域と低い点数=電車の本数の多い地域において、ライブカメラに映像を切り替え、5秒以内に電車が通過するか否かで得点を競うゲーム。

汐留2点、新宿駅3点、さいたま新都心駅8点、南福岡駅13点、鳥飼車両基地15点、京都プラザホテル65点、さった峠(静岡県)75点、河津川鉄橋(静岡県)185点、となる。

タイミングが大切なので、回答者みずからカメラの切り替え時間を指示する。

まずはタモリが鳥飼車両基地を選ぶが電車は通過せず0点。

市川は新宿を選択。電車が1本通過し、3点。

伊藤はさいたま新都心を選んだ伊藤は8点獲得。更に特急だったため、特急ボーナスの有無を南田に確認すると、「つけましょう!」と快諾し、5点追加となり13点獲得。

最高得点をとれば電車クラブ会員になれるかも?!とのことで京都プラザホテルで勝負に出るも、5秒以内に電車は通らず0点。

「2周目」と当然のように南田。そこで次は1分間としもう1ターンすることに。油井(ゆい)駅と興津(おきつ)駅の間にあるさった峠をタモリが選択。時刻表では15:07発のにさった峠を通過する電車を確認し、丁度収録時間と重なったため、カメラを切り替えるが電車は通過せず。

時刻表でダイヤを確認すると油井駅発の15:12があることがわかり、再度挑戦することに。今度は上り電車が無事通過でタモリが75点獲得。

これで企画は終了するが、徳永の電車クラブ会員についてどうなるかと問答が。

タモリは「持ち越しだな」と言うも、伊藤が「僕も当初は仮会員でした」の一言により、「じゃ、仮会員で」となり、「それは喜んでいいんですか?」とずうずうしい徳永の一言で番組は終了。

タモリ倶楽部2020年9月25日放送回

今週、北海道・旭岳では初雪を観測し、東京では冷たい雨が振った。

毎度お馴染み流浪の番組タモリ倶楽部は定番の鉄道企画。今日は白シャツに白パンツの装いで夏の抜けきらないタモリ。首からはタモリ電車クラブの会員証をぶら下げている。

コロナ禍において、電車に乗るロケも出来ずタモリ電車クラブも開店休業と話したところで左から土屋礼央が登場し、「タモリ電車クラブは通常運転」と豪語。

右からは市川紗椰、伊藤壮吾が登場し、自宅で出来る鉄道企画を考えてきたという。

「タモリ電車クラブ持ち込み企画 俺の鉄ネタ」と銘打ち、企画のプレゼンをし、実際に企画を行うことに。

ゲストはオープニングに登場した3人に加え、鉄道企画の立役者とも言える南田裕介と、最近見かける徳永ゆうき。ナレーションは渡辺美佐。

徳永ゆうきは車掌の制服らしき衣装を着用し、今にも出発進行!と言い出しそうな気配。オープニングも参加したかったと不満を漏らす。また、鉄道企画への出演が4回目にもかかわらずタモリ電車クラブの会員証を貰ってないと不満を連発。タモリからは「申請してないんじゃないの?」と言われ、「え、僕のミス?」と不安げな徳永。土屋が今日の活躍次第と言うと「そうだな」とタモリら一同納得。

最初にプレゼンを行う「始発」はレディーファーストで市川から。

「鉄道紙相撲 ボイ鉄場所」。

各鉄道会社のホームページから無料で電車のーパークラフトをダウンロードし、組み立て、土俵の上に置き戦わせるというもの。ペーパークラフトの再現度が非常に高く、ミニチュアの車両が非常に美しい。市川が相撲好きということもあり、相撲に着想を得た企画。ボイ鉄では声に反応する土俵を使用。

タモリが力士となる車両を選ぶ。相鉄ED11電気機関車を選択。パンタグラフの付属するえんじ色が美しい車両に歓喜する一同。

続いて伊藤壮吾がJR八高線E231系のカラフルな車両、徳永は水色の小田急ロマンスカーMSE(60000形)、最後に市川が大阪メトロ長堀鶴見緑地線80系を選択。

4両がトーナメント方式で対戦。

まずは伊藤の八高線VS徳永のロマンスカーの対戦。呼び出しなる役割を担うことになったタモリ。(呼び出し:相撲の勝敗の審判は行司が行うが、土俵上で扇子を広げて各力士を呼び上げる役割)呼び出しは姓ではなく、名で呼ばれるしきたりとなっており、今回の呼び出しは「一義」。

扇子を広げ、名を呼び上げる一義。「ひが~し~ 湯本おぉ~、に~し~ 高麗川ぁぁ~」と行き先を呼び上げる一義。行司役は南田。それぞれ思い思いのアナウンスで土俵を振動させ土俵上の車両が移動する。お互いに同じタイミングで土俵の外に車両が出てしまうことになり、ビデオ判定となった。軍配は八高線。決まり手は「塩すべり」。

続いての取り組みはタモリのED11VS長堀鶴見緑地線。ED11は大型車両だ。パンタグラフを髷に見立て、「髷が2本ある」と言い張るタモリ。流石は大型車両、なかなかの勝負であったが、途中、息切れしてしまい咳払いするタモリ、「これは疲れるね」。ED11が長堀鶴見緑地線をひっくり返し、決まり手は「浴びせ倒し」で勝利。

トーナメント方式の予定であったが、全員飽きてきたのか、優勝決定戦は開催しないことに。

次の企画は伊藤のプレゼン。東京メトロのポケット時刻表を使い、UNOに見立ててゲームを行う。

UNOとはカードの色や数字、記号が同じものを出していき、先に手札が無くなった方が勝つ。ポケット時刻表は路線・駅名・ナンバリングが同じものを出していく。

例えば、丸の内線霞ヶ関駅の時刻表であれば丸の内線と霞ヶ関駅を通るすべての路線の時刻表を出せる。(ちなみに霞ヶ関駅を通過するのは丸の内線と千代田線)駅のナンバリング(例:銀座線渋谷駅・・・G01)が同じ、「01」の時刻表も出せる。

各自3枚配り、手持ちのカードが早く無くなったら勝ちで、残り一枚となったら「ウノ」と叫ぶところを「終電」と叫ぶ。

土屋はゲームに参加せず、山から時刻表を引く。引いたのは丸の内線国会議事堂前。

国会議事堂と乗換駅の溜池山王駅と通る全ての線の時刻表を出せる。タモリ、伊藤と続いたが、徳永が出せる時刻表が無く、パスのことろを「パスモ」。タモリには「会員じゃないからだよ」といじられる。

その後次々、パスモとなり、タモリが勝利で終了したものの、ゲームにあまり満足感が無いそう。

最後は徳永ゆうきの持ち込み企画。「ミュージックホーン歌謡祭」

ミュージックホーンとはメロディー付の警笛。徳永が熱唱したミュージックホーンがどの車両かをクイズ形式で当てるもの。歌謡祭なのに一人しか歌わないの?と皆につっこまれる徳永。

ここで南田が歌謡祭ではないく、ミュージックホーンステーションでよいのでは、と提案。

一問めは徳永が熱唱したところで市川が「京王ライナー」と当て、二問めは「サフィール踊り子」で伊藤が正解。

しかしクイズはあまり盛り上がらず、番組冒頭で徳永が会員になれるかどうかは今日の活躍次第と言った手前、「今日は足りないかな」とタモリ評。

粘る徳永は「まだ企画はある」と食い下がるも「時間足りないな」とタモリ。

南田も「僕のプレゼンまだなんですけど」。

ここで来週も鉄道企画の後編へ続くことに。

タモリ倶楽部2020年9月18日放送回

8年続いた安倍内閣が終わり菅内閣が誕生し、野田前総理大臣はようやく野田元総理大臣の敬称となった。

毎度お馴染み流浪の番組タモリ倶楽部では春画をフィーチャー。

チェックのボタンダウンシャツに白パンツのタモリがスタジオに佇み、「最近は有名ブランドがTシャツを出したり、若い人が春画をポップに楽しむ、こういう風な傾向にある」と話したところでミュージシャンあいみょんが「私もポップに楽しんでいます」と言いつつ右から登場。

「官能小説じゃなかったんですか?」というタモリからの質問には「官能小説と同じくらい、春画も好き」だそう。「若い女の子に面と向かって春画をポップに楽しんでいますと言われてもねぇ」と苦笑いのタモリ。右からかまいたちの山内健司、濱家隆一が登場。以前の官能小説の企画の際も、この3人がゲストだったこともあり、あいみょんからの指名を受けてやってきたと話すも、首をかしげるあいみょんに「嘘の情報、止めてください」とスタッフサイドへ苦言するかまいたちの二人。ナレーションはもちろん、渡辺美佐。

春画の世界に肉薄したいと濱家が話すも、「でも、映せないだろ?」と冷静なタモリ。そこへ内山がコンプライアンスについては引き受けると豪語。

官能小説に続くあいみょんのハマりもの第2弾「春画」。春画というと性行為をしている男女に目が行きがちだが、今回は春画の脇役にスポットを当てる。

「これでアナタも春画通withあいみょん 輝け!第1回春画脇役大賞」

あいみょんは浮世絵が好きで葛飾北斎について調べていたところ、葛飾北斎も春画を描いていた事を知ったのがきっかけだそう。ブックオフで購入した私物「春画展(永青文庫)」(2015年の春画展の作品をオールカラーで掲載したもの)を紹介するとタモリも「俺も持ってる」と意外な一言。

この本の製本が本の背を糸でかがる「糸かがり綴じ」を採用しており、開いたページが勝手に閉じず、綴じ部分も隠れずに見えるような本となっているそう。

ここで、春画Tシャツを着用し取材を受けた際のあいみょんの画像を紹介し、続いてあいみょん激押し春画が登場。

歌川国芳(うたがわくによし)の「妖怪見立陰陽画帖」は若い女性の前に男性器の頭蓋骨の妖怪・しゃれこうべが立ちはだかるというもの。あいみょん曰く「ユーモアがあり、妖怪になっても尽きない性欲」。タモリ「小峠か?」

次の春画が渓斎英泉(けいさいえいせん)「地色早指南」という作品だが、テレビでの放送は不可の為、画像は確認できず。帯・棒などを使ったエクストリーム体位を9つ紹介している作品だそう。あいみょん「ありえへん体位なんです」。タモリ「現実的には困難なんです」。ここでタモリは興奮したのか、透明のアクリル板に手をぶつけてしまうというハプニング。おっちょこちょいなタモリ。

ここでリモート出演で京都精華大学・特別研究員の鈴木堅弘先生による春画の解説。先生はこれまで3500点もの春画を分析し、登場人物・背景を調査してきた。「脇役がわかれば春画はもっと面白い!!」のだそう。春画はシチュエーションが重要で、春画に登場する第三者がわかればより理解が深まるという。

女中・乳母部門では鈴木春信「風流座敷八景」。春画の中に描かれているのは障子の隙間から男女の情事を覗き見する女の姿が。タモリ「『家政婦はみた!』みたいなもんでしょ」。脇役の中でも「女中」が最も登場回数が多く、112点にのぼる。

先生の解説によると、お茶室で夜更けに夫婦が色事を始めてしまった場面で、障子の隙間から覗く女性には眉毛がない=年齢が高い、年増の女中または乳母と考えられる。また、夫婦の足元にある茶釜にも意味が。茶釜とは女性器の象徴で、湯釜に湯が沸く音と激しい性行為により出てくる愛液を表していると、春画上にある詩に書かれた「たぎる湯の音はしきりにさよふけてふるとそあめの板間にやもる」に表されている。この詩を読み解くと、覗いている女中が自ら愛液を漏らしているという意味なのだそう。

先生の解説に一同「おぉ~」となるが、こうしてノミネートされた脇役に対し「これは最終的にはどうなるの?」とタモリ。「大賞に選ばれた脇役はTシャツになります」と濱家。

当時、一流の浮世絵師こそ春画を依頼されていた。これを知った山内が「スピルバーグ監督が『パイパニック』とか『ハメナプトラ』とかを撮ってこそ一流」とボケるも「ちょっと違う」とやんわりとツッコまれる。

お次は友達部門。北尾重正(きたおしげまさ)「吾嬬土産(あづまみやげ)」

年上の女性が元服前の男の子を誘惑し、女性の友人が覗いている。窓の外には梅が咲いており、和歌の世界でも梅は初体験を示しているそう。

動物部門からは歌川国芳「逢悦弥誠(おうえやま)」

旦那に囲われた愛人が伊達男を部屋に招き入れて情事を行う。

江戸時代、春画は笑絵(わらいえ)と呼ばれ、第三者・状況を描くことで笑える絵となり楽しまれていた。

豆男部門は鈴木春信「風流艶色真似ゑもん(ふうりゅうえんしょくまねえもん」。情事を行う男女の右にある机の下から小さな男「真似ゑもん」が覗いている。机の上には習字のお手本らしき帳面がある。手前には梅の花が咲いている。先生の解説によると、お習字の先生の教室で先生が生徒に手を出すというものだそう。強引なやり方に真似ゑもんが可哀そうだと思いながら見ているとうシーンだそう。着物には椿が描かれており、和歌の世界では処女性を失うという意味を持つ。

最後は地蔵部門。勝川春堂(かつかわしゅんどう)「会本見男女沙目(えほんみなめざめ)」。3500点の春画の中でも出てくることのあまりないシチュエーションだそう。

旦那さんを無くした奥さんがお墓参りに来て、そこのお坊さんがしかけているというシチュエーション。そこにある地蔵が「こいつらはおれのまえでとんでもないやつらだ いしだとおもってばかにしたらあてがちがうぞ」とセリフが入っている。女性は嫌がっておらず、主人と別れて4年ぶりに情事を行うことになり、喜んでおり、お坊さんはこれでこそ本当の功徳になると言っているという驚愕のシーンであった。

あいみょんが決めた大賞は地蔵部門。早速Tシャツを作成し、山内が着用。あいみょん絶賛で番組は終わった。

エロスから垣間見える芸術と文化、流石と唸ったタモリ倶楽部であった。

まさかのMILK FEDが浮世絵Tシャツを出してるよ!お洒落さんなら必須よね!!

タモリ倶楽部2020年9月11日放送回

政府が旅行に補助金を出す「GO TO」キャンペーンに10月1日から東京も加わることになった。「今月末までの状況を見て」と言っているが、おそらく実行されるだろう。

毎度お馴染み流浪の番組タモリ倶楽部ではコロナ禍において、コンサートツアーが中止となった世界的に活躍するロックバンド「KISS」を憂いた。

チェックシャツに白いパンツを着たタモリが赤いカーテンに覆われたスタジオに佇む。最近は白いボトムをよく着用し、爽やかな演出が多いタモリ。

ゲストは司会進行のビビる大木、タモリ倶楽部出演回数が多いマーティン・フリードマン、ももいろクーバーZの百田夏菜子、ナレーションは渡辺美佐。

「コロナの影響でイベントが中止になっていますが、家でゆっくりするものいいんじゃないかと思っているんですが…」とタモリが話しているところへ、左から登場する大木、「何を悠長な事を言ってるんです、タモリさん!お陰で世界的なバンドのツアーが中止ですよ」。右からギターを演奏しつつ歩いてくるマーティン・フリードマンと手ぶらの百田。二人は「KISS」のバンドTシャツを着用している。

KISSのツアーが中止になり残念と話す大木に笑顔で「中止になったね」と返すタモリ。

マーティンと百田はKISSに縁が深く、マーティンはKISSのオーディションに誘われたことがあり、百田の所属するももいろクローバーZは2015年にKISSとコラボレーションでアルバム「夢の浮世に咲いてみな」をリリースし、ライブでも一緒に歌ったりしたそう。

ナレーションによると、総売上は1億枚以上、世界のレガシーバンドKISS。そんなモンスターバンドの有終の美を飾るはずだったファイナルツアーが残念ながら休止に。その悲しみを癒すべく、日本全国に数多く存在するKISSのトリビュートバンドが集結。平均年齢は少々高め。家族に呆れられることもある。それでも、KISSをコピーし続ける情熱と苦労に迫る。

KISSロスはこれで解消!日本列島KISSだらけフェス

大木が本物のKISSのメンバー画像を紹介。「本物を見て、このあと出てくるのが違うんだなっていうのがわかるので」。結成は1973年、右目に黒い星マークがボーカルとギターのボール・スタンレー、口から血を流しているのがボーカルとベースのジーン・シモンズ、現在はメンバーチェンジをしているが、オリジナルメンバーのギターとボーカルはエース・フレーリー、ドラムとボーカルはピーター・クリス。

百田はコンサートで一緒になったこともあるので、KISSのメンバーと話した事もあり、最終的には恋愛について話をしたそう。「恋バナしたの?KISSと?」と喜ぶ大木。音楽番組「ミュージックステーション」の司会をするタモリ。KISSはゲストで来たことがあるそう。大木がタモリに話を振ると「恋バナしたりね」と小さくボケるタモリ。間髪入れずに「嘘つけ!」と大木。「タモリさんの恋バナ気になりますけど」と気を使う百田。

マーティンはエース・フレーリーの脱退後、新ギタリストを求めスタッフからオーディションを受けないかと直接電話があったという。しかし、メンバーになれる条件が「長髪」「金髪でない」「痩せ型」「身長180㎝以上」と言われ、身長が足りずに諦めたそうだ。

個々の持つKISSエピソードを終えたところで4人組3バンドの和製KISSがリモートで登場。12分割された画面は「和製KISS」で埋め尽くされ、「和製KISS」の寄木細工の様相。

ジーン・シモンズの役割を担うメンバーに舌を出してもらい、舌が長いというタモリも舌を出すことに。大木に「今日はジーン・シモンズですね」と言われるも「俺のはイグアナに必要だから」と納得の回答。

最初にライブ会場での演奏風景が流れたのは北海道のKISS、「LOVE GUN」。このメンバーの中には眼鏡をかけた方がおり、マーティンに「眼鏡が印象的ですね」とさっそくイジられる。「眼鏡が無いとやっぱり厳しいですか?」の問いに「ボリュームとか見えないとかなり不安なので」だそう。

北海道KISSはメイクには2時間かけていると話すと、本家も同じくらい時間をかけていると百田。

初めて演奏したKISSの曲は中学2年生の時に演奏した「ラヴィン・ユー・ベイビー」という北海道KISSメンバー。マーティン曰く、「KISSが日和った時じゃないですか」ディスコ調のポップな曲は当時、賛否両論だったそう。「本当にね、KISSが駄目になった頃の」と酷評。

KISSと言えば、白塗りに黒いメイクでお馴染み。ここで北海道KISS達の素顔の写真を確認することに。

メンバーの一人、村上浩之さん(54歳)は国土交通省北海道運輸局に勤務していることが判明。顔出しに対し、「職場は問題ないんですよね?」と心配する大木。「ライフワークバランスと言って、趣味のある充実した生活を推奨されています」とのこと。

過去の企画を思い出し、「タモリ倶楽部は省庁好きですもんね」と大木。そういえば最近も農林水産省のYoutuberの企画をしたばかりだ。

更にバンドを続ける上での苦労を問うと、「衣装が売られていないので、手作りしなければならない」とマスターピースを披露。

続いて平均年齢47歳の鹿児島KISS、「TISSUE」。

火を噴いたり、ギターから煙を出したりの演出も本家をコピー。火を噴くのはユーチューブを見て、夜中の駐車場で練習したという。

KISSを知らないままTISSUEのライブに行き、加入したというメンバーも。

最後は神戸KISS「KISS?(ハテナ)」。ステージ上でのメンバーの配置、振りなども本家を完コピし、マーティンを唸らせる一幕も。

メンバーの中にタンクローリー運転手がいて、彼が火気使用の免許を取得しており、ステージでの火花の演出時に役に立つそう。

最後はお互いに質問しあうことに。

「使っているおしろいは?」「ジーン・シモンズの吐く血は本物ですか?」「胸毛はどうしてますか?」等々、日々かけている手間暇についての回答は恐らくすべて「KISSあるある」であろう。

今回も大して興味の無い事を暖かく見守る、タモリ倶楽部の王道回であった。

平凡な毎日に刺激をプラス! 着るだけでロックな人に!!

タモリ倶楽部2020年9月4日放送回

大型の台風10号が九州に接近してきている。

毎度お馴染み流浪の番組タモリ倶楽部では世界中に点在する日本人ママの経営するスナックでオンライン飲み会を開催した。

スタジオに佇むピンクの半袖シャツに白パンツの爽やかタモリ。意外にパステルカラーの似合う男、森田一義。

「毎度流浪の番組タモリ倶楽部…と言ってるんですけども、最近はずっとテレ朝内でだけロケやってまして、流浪も何もやってない、ただのタモリ倶楽部と…」と番組の在り方にぼやく、ぼやきタモリ。

そこに右から麒麟の川島、左からは指原莉乃が登場し、指原「そんな言い方しないでくださいよ」、川島「局内は流浪してるじゃないですか!」とタモリをなだめるゲスト二人。司会進行は川島。

安定の渡辺美佐のナレーションが入る。当番組でも移動しずらくなった昨今、スナック街もまた、移動しずらい状況。そんな中、自宅にいながらママに会えるオンラインスナックが流行中。調べてみると、日本のスナックが海外にもあることを発見。そんな、貴重な海外ジャパニーズスナックにオンラインで潜入。キュートな世界基準のママに会い行くのがこの企画。

「世界のジャパニーズスナックONLINEこんなところに日本人ママ」

オンラインスナックのルールに従い、赤いソファに座り、各自でお酒やつまみを事前に用意。器に盛られたおつまみを目の前にし「スナックっぽいよな」とタモリ。

「『乾きもん』ってよく言うけどさ、それ以外のおひたしとは『濡れもん』って言うの?『湿りもん』とか言うの?」と流石の細かいツッコミ。

「そもそもスナックに行かないので、どういうところなのかあんまりわからないんですよ」と意外な指原。「嫌いじゃないんじゃないの?」とタモリが言うと、「昔から、いつかやりたいって言ってるんですよ。カッコイイじゃないですか」とイメージ先行の指原。

まずはロシアの首都モスクワから青い着物を着た和服美人のママが歩きながら登場。ところが、準備ができていないのか、「ちょっとまって」とママがカメラをわしづかみし調整。そのユルさにスタジオから笑い声が上がる。「KGBかなんか来たんですか?」とタモリ。

しばらくしてママがカメラ目線で登場するも、「あ、私、名前を言うのを忘れていた。清水恵美子と申します」と改めて自己紹介。

モスクワと東京は時差が6時間あり、モスクワでは朝の8時前だと言う。

スナックらしからぬ建物の地下に入っていき、店内を紹介するママ。看板は出ておらず、川島に指摘されると1年前にできた時、出そうと思っていたが、忘れてしまっているおとぼけエピソード。

お店に入った途端、ロシア語で誰かに話しかける知性派のバイリンガルママ。

意外に広い店内に一同驚く。ロシアではお酒を提供する店にはある程度に広さが求められるそうだ。

ママにロシアでスナックを始めたきっかけを川島が尋ねたところ、「福岡の岡本さんにそそのかされて始めた」と言うママ。岡本さんって誰?とツッコまずにはいられない回答。だが、構わずに岡本さんの話を続けるも、言葉が続かないママ。

渡辺美佐のナレーションによると、丸の内OLをしていたが、岡本さんにそそのかされてその気になった。国立でスナック修行を10ヶ月した後、夫と息子を日本に残し単身ロシアへ来て、モスクワで初のスナックを始めた。

店の名前が「清水」なのは、自由にさせてくれる清水家に敬意を表しているという。

ここでバー清水のオンライン料金を確認。

「30分+ママと乾杯 2,500円」「60分+ママと乾杯 3,500円」「60分+ママとオタク系ロシア美女と一緒に乾杯 5,500円」…となっており、オンラインスナックとしては平均的な価格設定だそう。

オプションの「ママにビール飲ませ放題500円」というものがあり、どんなサービスなのか聞いてみることに。そのオーダーが入ると、ママが目の前でビールをバンバン飲む、投げ銭のようなもの、だそうだ。

それを聞いたタモリが「ママはお酒が強いんですか?」と尋ねると、「九州女なので強いです」と答え、大分県出身ということが判明。同郷ということでテンションが上がる指原。

そこで川島がタモリにこれまでオンライン飲み会の経験を聞くと、鶴瓶とするという話が出たことがある、というビッグネームが出て「えーー!!」と指原と川島。

ロシアの飲み事情を聞いてくことに。

ロシア人と言えばウォッカのイメージだが、ウォッカを飲む人は少なく、ワインやビール、カクテルがメインだそう。指原の所属していたHKTにロシア人とのミックスの女の子がいるそうだが、彼女がウォッカをよく飲むのはキャラクターを守るためにしてたのだと納得する指原。

次はフードメニューを確認すると、「和風はるさめサラダ」「野菜スティック」など馴染みのメニューが並ぶ。「湿りものが多い」と早速、番組冒頭で作り出した言葉を口に出すタモリ。

「えびフライ丼」というメニューについて聞いてみると、エビフライにたれをかけるのだそうだが、バー・清水のキルギス人コック、アイーダに天ぷらの作り方を教えてないため、エビの天ぷらは無いそう。

スナックに勤務するホステスは全員ロシア人で、今回はママイチオシのアリサさんが登場。日本に2年留学経験があり、日本語が堪能だ。スナックで働いている経緯を訪ねると、キャバ嬢に憧れていたという答えるアリサさん。高校生の頃はギャルをやっていて、キャバ嬢のファッションに憧れたそう。アリサさんの好きなタイプは低身長の日本人。

「新鮮な豆腐を食べたい」というママのリクエストにミョウガののった冷奴を用意している指原。それを見て食べられないにも関わらず、喜ぶママ。

お次はシンガポールにある「夜間飛行」から37歳の亜矢ママがマスクをして登場。店内は昭和レトロをイメージしているという。

乾杯時にマスクをおもむろに外すと、こじるり風のルックスのママに一同「綺麗!」と歓声があがる。マスクを衣装と合わせているというママは、パンティなどは平和の象徴であることから下着に見えるようなマスクをしているそう。それに対抗し「私も昔はよくパンティかぶっていたんです」と負けず嫌いタモリ。

夜間飛行の名物はカレーとナポリタンで、今回は3人前の大盛ナポリタンを披露。

亜矢ママは、北京大学に留学していたが、中退し地元北海道に戻った。JR北海道で客室乗務員をしていたが、マーケティングの仕事に転職しマカオへ。その後シンガポール人のご主人キウイさんと出会い、シンガポールに移住し、2年前にお店をお店をオープンさせた。

が、現在、結婚10年目となるご主人とは離婚手続き中で来月には離婚する予定だとポップに説明。

「離婚したらチャンスと思うお客様が多いんじゃないですか?」と言う川島に、口説いてくる人はいない、と断言するママ。「私が面倒くさい女だってわかってるから…理屈っぽいのかな?」と言うと、あざとさが田中みな実と広中アナの中間くらい、と評する指原。

お店で流行っている「エロしりとり」を紹介するママであるが、これはママの可愛さで保てるクオリティのもので、あまりのつまらなさに一同笑うしかない雰囲気に。

「お酒を飲みながら、ママの困ってるところを見るのが楽しいんでしょうね」と川島。

最後にママの食べたい冷やし中華をスタジオで準備するが、場面がフリーズしてしまい、そのまま番組は中断。

折角準備したので、指原が食べさせるというシチュエーションで「あーん」とすると、タモリの「キャ!嬉しい!」とママが言いそうな一言で番組は終了。

『乾きもの」の王道・柿の種。自宅でスナック気分!ビールのお供に!!

タモリ倶楽部2020年8月28日放送回

安倍首相が辞任を発表した。

毎度お馴染み流浪の番組タモリ倶楽部は、開催を見送った浅草のサンバカーニバルを憂いた。

白地に赤と青のチェックの半袖シャツで登場する夏らしい出で立ちで、新型コロナウイルスの影響により各地のお祭りが中止となっている昨今の状況を残念がるタモリ。

ゲストは和牛の二人、水田信二と西川賢志、サンバカーニバルの解説者として浅草サンバカーニバル出場チーム「G.R.E.S.ボスキ・ダ・リベルダーヂ」からサアヤ先生。サアヤ先生は本場リオ・デ・ジャネイロの名門サンバチーム「メンゲイラ」のダンサーとして日本人初出場、これまでに4度の出場経験を持つ。

「東京のお祭りと言えば浅草のサンバカーニバル」と台本通りに言っているだけで全然そんなことは思ってなさそうな西川と、サンバにもカーニバルにも大して興味も無く、適当なサンバ風ステップを踏みつつ登場する水田。

北半球最大と言えるサンバイベント「浅草サンバカーニバル」が来年に延期されたことを告げる渡辺美佐のナレーションが入る。延期されなければサンバカーニバルは39回目を迎える予定だった。そこで、今回の企画はサンバダンサー達を救済すべく「浅草の夏を忘れない!おうちdeサンバカーニバル!!」と題し、リモートでサンバを披露してもらうというもの。

西川がサアヤ先生の経歴を説明し、「ブラジルみたいな人数多いところで出場するなんてすごいですよねと」薄いコメントで対応する水田。それに笑顔で「お前の言うことは近いようで遠いんだよな」と指摘するタモリ。

ここで「意外と知らない浅草サンバカーニバル:実は真剣勝負のコンテスト」のフリップにて説明する西川。サアヤ先生によると、リオ・デ・ジャネイロのカーニバルをお手本にしており、S1・S2と2リーグ制のコンテストだそう。S2リーグで優勝するとS1リーグに昇格するため、S1リーグでも入替戦がある。このように、ただのパレードではなくチーム対抗のコンテストでS1・S2の約20チームが参加し順位を競う。また、アレゴリアと呼ばれる巨大な山車(だし)を準備するのも参加の条件だ。

いよいよサンバダンサー達がリモートで登場。

まずは広島からハイーニャ(女王)として登場する予定だったEkkoさん。家の中には広島カープグッズが見え隠れする。本職のダンサーなだけあって、激しさの中でもブレのない安定したステップを披露。

ダンスを終えたところで「審査の発表をお待ちください」と西川。「審査?」と驚きの様子のタモリ。「そうですよ。最終的には審査結果を発表しないといけないので」と告げられると「ちゃんと見ときゃよかった」と興味のなさっぷりが露見。

「意外と知らない浅草サンバカーニバル②」によると、踊る曲はオリジナル楽曲。音楽好きのタモリだけあって、曲が何なのかはずっと気にはなっていたそう。作詞家・作曲家を抱えているチームも多く、毎年テーマに沿ったオリジナル楽曲を制作してる。楽曲と演奏も審査項目となっており、S1リーグともなると1チームは150人以上の大所帯で構成されている。お揃いの衣装でテーマを表現する「アーラ」の人数も多い。サンバでイメージする羽をつけたダンサー(パシスタ)はチームの1割以下だ。

続いてはパシスタから離れて4年、江東区在住のちささん。畳の上で娘と共にダンスを披露。畳と衣装の違和感、畳の痛みを心配する水田。

さいたま市の自宅からは真っ赤な衣装のまゆみさん。

次に登場したのは現役女子大生で、学生寮からダンスをするまゆこさん。寮母さんに許可を取っての収録だったそう。

トリを務めたのは草加市からエリィさん。ご主人とのなれそめもサンバだ。ご主人も途中から合流しサンバを踊り出した。

自宅の環境、背景、ギャップなどを考慮し、畳の上で踊ったちささんが優勝となった。

フィナーレはスタジオのサアヤ先生・水田を含む全員でダンス。

鉄道企画以外におけるタモリ倶楽部のポイントは全員が大して企画に興味がないところだ。そして、企画対象者のマイノリティがゆえの謙虚さを持ってしてもあふれ出す愛情を垣間見るところが醍醐味であろう。しかし、今回はサアヤ先生が空気を読みすぎたのか、サンバ愛をそれほど押して来ないところが少し残念ではあった。

とはいえ、露出の激しい衣装の女性がスタジオで情熱的なダンスを披露するというシチュエーションはよいらしく、始終嬉しそうなタモリもまた一興であった。

気分だけでもブラジルへGo!

祝!ギャラクシー賞受賞・タモリ倶楽部

我らがタモリ倶楽部は先日、グーグル全面協力の鉄道企画にてギャラクシー賞を受賞した。

個人的には今回の鉄道企画はコロナ禍における苦肉の策が生み出した回、という感想しか無い。しかも今回、一番の功労者は途中から参加したホリプロの南田マネージャーであろう。

今回の鉄道企画に私はそれほど感銘は受けなかったが、タモリ倶楽部には驚くほど良作が多い。その中の一つが2012年に放送された伝説の回「プロジェクト・セックス:性の挑戦者たち」であろう。この放送でタモリ倶楽部はギャラクシー賞を受賞した。

タイトルが物語るように、「NHKのプロジェクトX」のパロディ番組である。番組のオープニングからしていつものタモリ倶楽部とは様子が異なっていた。何しろタモリのお決まりのセリフ「毎度お馴染み流浪の番組…」の挨拶が無い。

なりふり構わぬ寄せっぷりから、このパロディの完成度の高さが伺える。

この放送回でのゲストは映画監督の崔洋一と俳優でも芸人でもない、何をやっているのかよくわからないよく喋る外国人タレント・パックン、司会進行役は乾貴美子であった。ゲストの人選に多少の難はあったものの、元ネタとなった番組へのリスペクトっぷりが余すところなく発揮されていた。

タモリと司会進行の乾貴美子の元になまめかしいラブドールがソファに横たわったまま登場。タモリがラブドールの感触を確かめた後、シリコン製ラブドールの開発秘話に迫る。

医療メーカー「株式会社チェスナット」の元開発部の男性が企画会議で新商品としてラブドールを取り上げたところからこの話は始まる。しかし、皆、ラブドールを製作することに難色を示した。医療器具メーカーの技術者としてのプライドからセックス・グッズの開発に猛反発したのだ。

当初、社内に賛同する者はいなかったものの、何とか「究極のフィギアを作ろう」と技術者たちを説得し、シリコン製の四分の一サイズのフィギアの製作に着手。これが大きな反響を呼び、等身大のシリコン製ラブドールの開発への足掛かりとなった。

人間らしい骨格を維持するため、これまで人形に使う事のなかった金属の骨格を埋め込むことになった。部位によって異なる皮膚の硬さはオイルとシリコンを混ぜ合わせる割合を変化させることによって調節した。

陰毛の研究も進められ、最終的にヤギの毛を使用することが決定した。陰毛特有の縮れを出すため、毛を爪でしごいて植毛するというこだわりようであった。

陰毛の中に隠れたシリコン製の局部については、元々医療メーカーだったこともあり、そう難しいことでは無く、究極の人形の完成は目前に迫った。

だが、開発チームはここで壁にぶつかることなる。リアルな局部を持つ人形はそれだけで「わいせつ物陳列罪」に問われる可能性があることがわかったのだ。

ここで開発を諦めるのか?しかし、ここで諦めてはこれまでの努力が無駄になってしまう。社内で議論した結果、局部は着脱可能なアタッチメント式となった。開発者が唯一妥協した点はこの局部の着脱式だったという。

こうしてリアルを追求したラブドールが完成したのであるが、究極を追い求めてしまい、一体の販売価格が75万円という高額なものとなってしまった。

チェスナット社はラブドール業界においては新規参入者であり、どのくらいの需要が見込めるのか誰も検討が付かなかった。ところが、ふたを開けてみると、予想を超える注文が殺到したという。

開発者の坂井さんは発売当日、プロジェクトが失敗した時の事を考えて辞職を覚悟しており、辞表を忍ばせて勤務していたそうだ。

ラブドール開発に伴う苦悩や葛藤を織り交ぜ、開発者へのインタビュー多め、再現映像多めの力作であった。興味深いのは、10年足らず前の放送であったが、ラブドールのことを始終「ダッチワイフ」と呼んでいたことだ。放送回の中でも説明はあったが、どうやら日本特有の呼び方らしい。

面白くてエロくてちょっとためになる。タモリ倶楽部のよさがギュッと凝縮された放送回であった。

これも本当に名作!

森田一義の誕生日

1945年8月22日、終戦の1週間後、我らがタモリは福岡で生まれた。

生まれてきてくれてありがとうございます、と私は毎年、8月22日に改めて思う。

タモリの事を意識したのはタモリの代表作「笑っていいとも!」において何等かの理由により同番組にてタモリが不在であったある日の1995年頃だ。

「森田一義アワー」という副題が付いているにも関わらず、当人がいない。

私にとっては大きな驚きであった。

ジェームス・ボンド役がいない007や、ゴジラの登場しないゴジラ映画なんて映画作品としてどうかと思う。

それが、笑っていいとも!にて平然と行われていた。

もちろん、司会進行役は週に5日も司会進行をしており、何からの理由で休むこともあるだろう。しかし、実際にそのような状況を目の当たりにし、私はしばし、タモリ不在の笑っていいともについて考えることになった。

そこで気が付いたのだ。タモリは非常に優れた司会者だということに。

当然のようにそこにあるものがある日、突然なくなってみて、その有難さに気付く。タモリはまさにそのような存在であった。

以来、私はタモリをエンタティナ―として尊敬し生きている。

タモリさん、お誕生日おめでとうございます。