私は26歳の頃からテレビを持っていない。
その頃、私は既にテレビを見ない生活を送っていたので、家にあったテレビは埃をかぶっていた。
引越しをすることになり、私はテレビを捨てた。それは全く正しい決断であり、今後もテレビを持つことはないだろう。何故、正しい決断であったと思うかというと、
1.テレビやDVDなどの関連機器に金を使う必要が無くなった。
2.粗悪なテレビ番組に時間の邪魔をされない。
3.テレビなどに部屋のスペースを占領されない。
4.電気代が安くなった。
私は今でもお気に入りのテレビ番組があるが、それらの番組はインターネットでも視聴できる。
しかし、実際にテレビを持たなくなった大きな理由は、私がテレビを諦めたことにある。
ある日、私は友人宅を訪れると、テレビがついていた。
テレビの中では年配の占い師がお喋りしていた。彼女の話し方は下品で私は気分が悪くなった。その不快感が私の脳裏にしばらく残っていた。
その時、私は何故気分が悪くなったのかよくわからなかった。
後日、テレビを視聴する機会が再びやってきた。テレビの中で人々がお喋りしていたのであるが、やはり私は先日の占い師を見た時と同じような不快感をおぼえた。
私は何故このように不快さを感じているのかわからなかったが、テレビの出演者が品の無い話し方をしていると、私は決まって気分が悪くなると気が付いた。その上、その不快感は3,4日続くのだ。テレビが私に悪影響を及ぼしており、これはよくないとの結論に至った。
それから私はテレビを持つのを諦めた。