新宿末廣亭に行ってみた

新宿末廣亭ってどこ?

末廣亭は新宿の末広通りと呼ばれる飲食店が立ち並ぶところにあります。東京メトロ丸の内線と副都心線の「新宿三丁目」の駅、C3出口から左に曲がるとあります。

寄席の入り方

入口に「入場券売場」とあるので、こちらでチケットを購入します。ちなみに、寄席ではお代金のことを「木戸銭(きどせん)」と呼びます。

席は自由席

場内は高座と呼ばれるステージがあり、高座正面に椅子席が117席、左右の端と2階は桟敷席(さじきせき)があり、桟敷席は畳の上に座布団が置かれているので、靴を脱いで上がります。また、場内には係の人がいるので、桟敷席が空いていれば、案内してくれます。

昼の部

昼の部と夜の部の2部制で、昼の部は12:00~16:30で、途中に中入り(なかいり)という、休憩時間が15分程あります。その間にお手洗いへ行ったり、喫煙室で喫煙したり、売店で軽食を買ったりして過ごします。場内での飲食はアルコールでなければOKとなっています。

夜の部

夜の部は17:00~21:00となっています。先日行った時は人間国宝・柳家小三治(やなぎやこさんじ)師匠が高座に上がられる日ということもあってか、満席でした。

1月15日の出演者

・柳亭市楽(りゅうていいちらく/落語)

・笑組(えぐみ/漫才・南京玉すだれ)

・桃月庵白酒(とうげつあんはくしゅ/落語)

・初音家左橋(はつねやさきょう/落語)

・林家しん平(はやしやしんぺい/落語)

・江戸家子猫(えどやこねこ/物まね)

・柳家喬太郎(やなぎやきょうたろう/落語)

・柳家小袁治(やなぎやこえんじ/落語)

・すず風 にゃん小・金魚(すずかぜ にゃんこ・きんぎょ/漫才)

・柳家権太楼(やなぎやごんたろう/落語)

・柳家小満ん(やなぎやこまん/落語)

中入り

・寿獅子(獅子舞)

・柳家小三治(やなぎやこさんじ/落語)

・桂南喬(かつらなんきょう/落語)

・春風亭一朝(しゅんぷうていいっちょう/落語)

・柳家さん喬(なやぎやさんきょう/落語)

・林家正楽(はやしやしょうらく/紙切り)

・柳亭市馬(りゅうていいちば/落語)

落語ばかりではない

上記の出演順を見てわかるように、落語の合間に漫才やものまねが入っています。4時間も落語ばかり聞いていると疲れてしまうので、緩急をつける意味で色物(いろもの)と呼ばれる漫才やものまねが入ります。一月は正月興行ということもあり、獅子舞もありました。皆さまも是非一度、寄席で名人芸をご堪能ください。