素人落語会

落語家が教える落語教室

都内にはプロの落語家が落語を教えている教室がいくつもあります。先日は桂文雀師匠が教えている落語教室の発表会が行われました。

木戸銭は無料!

入場料である木戸銭は無料で両国亭で開催されました。両国亭は円楽一門会の寄席が主に行われています。

素人ながらも満席に

一人持ち時間15分で高座に上がり、女性の生徒さんも数多く高座に上がっていました。一時はお客様が沢山お見えになり、満席となる一幕もありました。

演目がかぶることも…

通常の寄席では別の落語家が同じ演目を寄席で行うのはご法度ですが、生徒の数が多く、演目がかぶることもありましたが、そこは素人ですのでご愛嬌。

トリは文雀師匠

落語教室の生徒さんの発表会ですので、色物が挟まれず、長丁場でしたが、最後のトリは文雀師匠が高座に上がられ、盛り上げてくれました。この日の演目は「ぞろぞろ」でした。

無料の素人寄席は週末の昼間

両国亭では週末の昼間によく無料の素人寄席が開催されているので、是非、足を運んでみてください。

落語って何?

笑点と落語

落語が好き、というとテレビ番組の「笑点」ね、と言われることがあります。笑点は落語家が出てきて大喜利をしていますが、落語を演じているわけではありません。落語とは舞台(=高座)の上で落語家が演目(=落語)を演じることを言います。

どこで見れるの?

都内だと、落語をはじめとする、講談や漫才を演芸場の寄席で観る事ができます。

・新宿末廣亭

・浅草演芸ホール

・池袋演芸場

・国立演芸場

・鈴本演芸場

・お江戸日本橋亭

・両国亭

・黒門亭

・神田連雀亭 etc…

他にも落語を聴きながらお食事ができるお店「小料理屋 やきもち」があります。

誰の高座を聞けばよいのかわからない

ダイヤモンド・オンラインの記事(2016年)によると、800人の落語家がいるそうです。テレビに出るような有名な落語家は数名くらいしかいませんね。高座に上がるような落語家は何年も修行を積んでいます。寄席では多くの落語家が登場するので、知らない落語家の高座や演目でもはやり面白く聞けるようになっています。

行くタイミングがわからない

演芸場にもよるのですが、昼の部・夜の部で分かれていたり、夜のみだったりします。基本的には毎日寄席は開催されています。各演芸場にホームページがあるので、そちらで確認できます。基本的には演目と演目の間に入場できるようになっています。

無料の素人落語会

都内ですと素人落語会が両国亭などで開催されています。素人ですので、無料で開催されているので試しに足を運ばれては如何でしょうか。