バルトリン腺のう胞を摘出してみた②

初のレーザー手術

レーザー手術自体は、麻酔の痛み以外には特に感じることはなかった。執刀された先生曰く、歯科治療の麻酔と同程度のものだそうだ。麻酔後は痛みはなく、陰部に何か触るものがあるな、という程度だ。

足を広げて股間を開いたカエル体勢のまま、天井をしばらく見ていたら手術は終わったと告げられた。先生の顔の高さまで上がっていた椅子が下げられ、掛けていたバスタオルを外した。

椅子から降り、立ち上がり、座っていた椅子に何気なく目をやると、椅子に取り付けられていた白いシートに鮮やかな血しぶきが飛んでいた。

自分の血しぶきを見て、手術をしたのだと実感した。相変わらず股間に痛みは無いが、バルトリン腺の腫れとも違う違和感があった。

執刀医からは術後の経過を見る為、翌日来院するように言われた。

合理的な支払・予約

待合室に戻り、会計を待った。支払の際は、患者に割り当てられた番号が待合室の液晶画面に表示され、自動精算機にてクレジットカードで支払った。

支払後、翌日来るように言われているので、次回の予約をしなければならないのであるが、こちらも患者自らが受付のコンピューターまたは自分のスマホやPCで行うという合理性であった。

手術後の治療薬

支払後は受付カウンターの美人受付嬢から薬を受け取り、用法について説明を受けた。

5種類の薬のうち、3つが内服の錠剤で、1つが膣内に押し込む錠剤、1つが軟膏だ。

主に術後の傷口を治癒させる為の薬であった。

処方された薬は以下。

ロキソポロフェンNa錠60mg:痛みや炎症を抑える(内服錠/毎食後、一日3回)

レバミピド錠100mg:胃の粘膜を保護、粘膜の修復(内服錠/毎食後、一日3回)

レボフロキサシン錠500mg:細菌による感染症の治療(内服錠/朝食後、一日1回)

ゲンタシン軟膏0.1%1mg:細菌による感染症の治療(軟膏/一日2回、朝晩)

クロラムフェニコール膣錠100mg:細菌による感染症の治療(膣内に挿入する錠剤/一日1回、就寝前)

飲み薬については何の疑問も持たずに内服できるが、問題は軟膏と膣内へ挿入する錠剤である。

③へ続く