タモリ倶楽部2021年3月12日放送回

毎度お馴染み、タモリ倶楽部。

テレビ朝日第1スタジオにて収録。

「お久しぶりでございます、明けましておめでとうございます」と、ソラミミスト・安斎肇が去年の秋以来の登場。

続いてバイキング・小峠、シンガーソングライターのmiletが登場。

空耳アワー好きというmiletはビートルズの名空耳「アホな放尿犯」が気に入っているのだそう。

今回も溜まりに溜まった6000通のネタの中から新作を大放出。

しかし、従来通りの空耳ロケも困難な状況に。そこで、時代に合わせたウィズ・コロナ時代の空耳が爆誕。「空耳アワー’21 スプリングコレクション」

「誰が言ったか知らないが…」とお馴染みのセリフがスタジオに響く。

せっかくの広いスタジオにもかかわらず、何故か隅での収録に不満げな安斎。

「この番組はスタジオでやるっていうのは珍しいんだよ」の声に「スタジオの使い方がわかってないから持て余してる」と小峠。

中高生の頃から空耳のファンだというmilet。留学していたカナダに録画したものを送ってもらっていたそう。

今回は空耳アワードでは無いので、ハードルを下げて欲しいと切実な要望をする安斎に快諾するタモリ。

まずは「バシランド」オレハで「前が見えづらいな」。

続いて「知りたくないの」エルヴィス・プレスリーで「お前誰?誰なのぉ」。

「ラヴ・バラード」ジョージ・ベンソンで「アメなーめ なーめ なーめ なめーる アメなめーる」

最初の「前がみえづらいな」はてぬぐい、「お前誰?誰なのぉ」と「アメなめる」は揃って耳かきの評価をタモリがすると、「まとめて(評価を)するとすごい雑ですね」と安斎。

無演者部門より、「ブリッジング・ザ・ギャップfeat.オル・ダラ」ナズで「あ 通りますヤクザ」、「キャント・ドゥー・ナッティン・フォー・ヤ・マン!」パブリック・エネミーの「やっちゃいま せ~ん」、「ハバナfeat.ナング・サグ」カミラ・カベロの「嚙み切れない」、「キッズ・アー・オールライト」ザ・フーの「明らかにゲロへ」

演者がいない空耳VTRに爆笑する一同。「チープな感じがいい」と小峠。総じて高評価。

「通りますヤクザ」耳かき、「やっちゃいま せ~ん」Tシャツ、「噛み切れない」耳かき、「明らかにゲロへ」Tシャツ、を獲得。

「キャスティングしなくていい、イラストのクオリティもあの程度でいい」とスタッフ側のどよめきを安斎が解説。

続いて、3密回避部門。演者1人だけが出演し、3密を回避した収録。

「ノー・アザー・ウェイ」シェイドの「バッターイボ痔」、「ラ・ダンス・デ・ネグレス・ヴェルト」レ・ネグレス・ヴェルトの「毛で叩く」。共に手ぬぐいという結果に。

今回は特別企画としてタモリ初出演の空耳を今回の収録で制作。

空耳の内容は聞かされず、花に向かって微笑んで欲しいというリクエストに、花を見つめて笑顔を見せる演技派タモリ。

続いてオンライン部門。

「テイストレス」シェイムの「反対します!反対します!反対します!」、「スクール」ニルヴァーナの「洋なしむけよ、洋なしむけよ、洋なしむけよ、洋なし むけーー!!」。「反対します」は手ぬぐい、「洋なしむけよ」はなんとジャンパーを獲得。

視聴者の動画投稿作品。

「タブサンピング」チャンバワンバの「揚げ乗った」、「フーディーニ・セッド」ギルバート・オサリバンの「俺だよ 俺だよ 半ドア」。「揚げ乗った」「半ドア」ともにTシャツとメガホンを獲得。

タモリ出演の空耳が完成したということで披露されることに。

「アイランド・イン・ザ・サン」ウィーザーの「生け花は美しい」。スタジオでは高評価だが、辛口タモリの評は「耳かき」。

今回は前回のレジェンド空耳で発表しきれなかった、2010年代のレジェンド作品を鑑賞することに。

2011年・2012年のレジェンド作品より「旧友」サイモン・アンド・ガーファンクルで「坊さんの乱闘」、「ゴーイング・ダウン」オール・ダーティ・バスタードで「あああああああ パンツが~!」。

2013年~2015年のレジェンド作品、「ボトムラック」レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンで「パン!パン!夜食のパン!パン!パン!夜食のパン!パン!夜食のパン!」、「スネイクチャーマー」レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンで「エッチをしてるよ エッチをしてるよ エッチをしてるよ エッチをしているよ エッチをしてるよ エッチをしてるよ エッチをしてるよ エッチをしてるよ エッチをしてるよ エッチをしてるよ エッチをしてるよ」、「キリング・イン・ザ・ネーム」レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンで「ナゲット割って父ちゃん ナゲット割って父ちゃん ナゲット割って父ちゃん ナゲット割って父ちゃん ナゲット割って父ちゃん ナゲット割って父ちゃん ナゲット割って父ちゃん ナゲット割って父ちゃん ナゲット割って父ちゃん どうすんだ~い!」

今回は2010年代前半まで。

最後に2021スプリングコレクション 最優秀作品を発表。もちろん、ニルヴァーナの「スクール」、「洋なし 洋なしむけ~!!」に決定し番組は終了。

タモリ倶楽部2020年11月6日放送回

アメリカ大統領選挙はジョー・バイデンが現職大統領を破った。

毎度お馴染み「流浪してない」タモリ倶楽部では、帰ってきちゃった空耳アワー復活祭、後編。

ゲストは引き続き市川紗椰、松たか子、星野源+ソラミミスト・安斎肇。

今回は2000年代の空耳レジェンド。

スウィング・ロー・スウィート・キャデラック/ディジー・ガレスピー 「横浜、オー、横浜、オー、横浜、オー、横浜、オー、横浜?いや、そりゃおかしい、いや、そりゃおかしい、おかしい、おかしい、いや、おかしい、こりゃ間違いよ」

ユーズ・ミー/C.J.ルイス 「お湯ないか、 お湯ないか、ありがと、お湯ないか、お湯ないか、お湯ないか、お湯ないか、あるじゃねぇの」

ファイア・リンクス・イントロ/ショーン・ポール「目痛い! 目痛い痛い痛い痛い痛! どっち? どっちどっちどっちどっち? シャンプー! リンスはないさ!」

映像についてあれこれ話すゲスト。

お次はチャイルド部門

ウィスパリング・プレイヤ/TLC 「何点? 満点! 一応13点」

マンディ・モーニング/パルプ 「ツトム君、手伝う」

メイルボックス・アーサン/アレクシスオンファイアー 「嫁ブサイクでした 嫁ブサイクでした」

今回はレジェンド作品の中から選ばれた作品には、安斎肇画伯のデザインしたTシャツが贈呈されることに。

続いて新作空耳を発表。

君から離れられない/レッド・ツェッペリン 「にんべん無ぇのか」

オナヴェディ/キャラントセッテール 「チ〇コ取れてる チ〇ポコ」(フランス語)

サラダクラリダ/エル・レプリハーノ 「皿 皿ばかりだ 皿 皿ばかりだ 皿 皿ばかりだ」(スペイン語)

「にんべん無ぇのか」は名古屋市 森脇静介さんの作品。映像も自前の為、耳かきとメガホン。

「チ〇コ取れてる チ〇ポコ」は西東京市佐々木一成さんの作品。星野源も立ち上がり大爆笑だったせいか、タモリの反応もよく、Tシャツに決定で一同拍手。

ついでに「皿 皿ばかりだ」の山口市 橋本仰平さんの作品にもTシャツが贈られることに。

続いての新作

我が心のジョージア/マイケル・ボルトン 「億万長者」

星に祈りを/ローズ・ロイス 「鉄板の割れ目」

キープ・イット・アウト・オブ・サイト/ドクター・フィールグッド 「どうすんのバレたなら」

「どうすんのバレたら」の作品は八王子市 桐原克行さん。動画も桐原さん作。なんと、テレビ朝日系番組のADとして2か月だけ働いた経験が。

「億万長者」は東京都港区 大塚雄介さんの作品で、手ぬぐいを贈呈。

「鉄板の割れ目」は藤沢市 小幡瞭介さんの作品で動画投稿だったので耳かきとメガホン。

続いては2000年代レジェンド作品から「グルメ部門」。

エル・タンゴ・ド・ロクサーヌ/ユアン・マクレガー ホセ・フェリシアーノ&ジェケク・コーマン 「うな重 うな重 うな重 うめぇ! 6千円」

マザー・ポップコーン/ジェームズ・ブラウン 「フグよ! 結構!」

ボサ・ノヴァ・ベイビー/エルヴィス・プレスリー 「お酢をください」

ファイブ・ミニッツ/サウンド・プロヴァイダーズ 「イヤ イヤ イヤ 違う違う 分けれ分けれ 麺分けれ」

星野源評では「全体的にミュージカルっぽい」

引き続きレジェンド作品から「不条理部門」。

ヒーロー/ボニー・タイラー 「兄が疲労 アホに殴るヒロちゃんに遠慮がない」

ヒア・カムズ・シックネス/マッド・ハニー 「レンコン好きです レンコン好きです レンコン好きです 今誰っすか?」

抱きしめたい/ビートルズ 「アホな放尿犯」

ここで安斎画伯デザインもほぼ出来上がり、ソラミミストからタモリにはサングラスを、松たか子には松、星野源には星のイラストを描くようにリクエスト。4人のコラボTシャツを作成することに。

最後のレジェンド作品「ご長寿部門」から。

ウータン第7の習練/ウータン・クラン 「よよ 嫁! ホラホラ 嫁! フマキラー付いてるよ」

パパもママを愛している/ジプシー・キングス 「ばばぁ ばばぁ 飛んで高田馬場」

清らかな女神/フィリッパ・ジョルダーノ 「あの イボ痔 あの イボ痔 ああぁぁ」(イタリア語)

2000年代は以上で終了であるが、2010年代に入るには時間が足りないということで、今回はこの中からベスト・オブ・レジェンドを投票することに。

審査員長のタモリが発表したのは「嫁 ブサイクでした」であった。

満場一致でのベスト・オブ・レジェンドであったが、タモリは「俺、入れたけど、これじゃないと思ってた」との評であった。

タモリ倶楽部2020年10月30日放送回

暦の上では霜降。

最近ちっとも流浪しないタモリ倶楽部では今回もテレビ朝日のリハーサルスタジオで収録。

すっかりスタジオに飽き気味の我らがタモリ。右から星野源、左から松たか子が登場。今回は半年ぶりとなる空耳アワー。

ナレーターの渡辺美佐によると、休止期間中に届いた「空耳」の新ネタ投稿はネットとハガキを合わせて1万通。たまりにたまった新作をドドーンと発射。おまけに今回は過去のレジェンド作品も大放出の大盤振る舞い。

新作・名作大放出!!帰ってきちゃった空耳アワー復活祭

白髪多めのソラミミスト・安斎肇がテーブルの左端に鎮座。中心にはもちろん、タモリ。「誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに聞こえる空耳アワーのお時間がやってまいりました」。

今日は助っ人として市川紗椰が登場。綺麗な人だが、空耳感は無い人選だ。おそらく本人も気付いているだろう。

まずは新作3連発。

ワイルドでいこう!/ステッペンウルフ 「Born to be wild」が「盆とビワ」。映像は投稿者の撮影。

ダークサイド/グライムス 「Eternal pain of my body」が「一張羅の前張り」。

ダーク・バレエ/マドンナ 「あやまる仕草も一級品」

「ダークサイド」「ダークバレエ」は共に東京都多摩市の阿部崇さん。休止期間中のハガキ投稿数はなんと572通。空耳が終わって欲しくないという使命感から、投稿し続けたのだそう。

タモリの評価は「盆とビワ」…てぬぐい、動画作品ということで、メガホンも。

「一張羅の前張り」「あやまる仕草も一級品」…耳かきに決定。

続いて新作が続々。

トゥサ/カロルG ニッキー・ミナージュ 「これパソコンて言うの」(¿Que pasa contigo?:スペイン語)

ウォーク・アウェイ/マット・モンロー 「奥へ置こう」(Walk away walk on)

ティ・ヴィレヴォ・デディカーレ/ロッコ・ハント 「ドタバタコメディー」

アイ・オブ・ザ・タイガー/サバイバー 「エビが浸かってる氷」(Had the guts got the glory) ※動画も投稿者。

「エビが浸かってる氷」は動画投稿なのでメガホンと耳かき。

「これパソコンて言うの」は大分県大分市の首藤春輝さんの作品で耳かき。

「奥へ置こう」は岡山県玉野市の相賀浩紀さん。こちらも耳かき。

「ドタバタコメディ」は石川県かほく市の森鼓さんの作品でタモリ曰く「めんどくさいから」ということで耳かきに決定。

ここで星野源が「空耳アワーの最初の投稿作品を観たい」と提案し、1992年7月3日の記念すべき第1作目を視聴することに。

シーズ・オブ・ラヴ/ティアーズ・フォー・フィアーズ 「母ちゃん許して」(High time we made a stand) 。埼玉県山崎薫さんの作品。

「ここから始まったんだねぇ」とタモリも感慨深げ。ここでソラミミスト・安斎が、この空耳放送後に、この曲が自動車のCMで使われ、車の宣伝のみならず、空耳の宣伝もしてくれたというビックリエピソードを披露。

ここら、10年区切りでレジェンド作品を大放出。

90年代 ワンカット作品が隆盛を極めたそう。

ミスター・ブラウンストーン/ガンズ・アンド・ローゼズ 「兄の位牌…ヤクザ」

スムーズ・クリミナル/マイケル・ジャクソン 「パン 茶 宿直」

アイ・ウォナ・ビー・ライク・ユー/ディズニーアニメ『ジャングルブック』「チンコすごい」

ベン、ベン、マリア/ジプシー・キングス 「あんたがた ほれ見やぁ 車ないか… こりゃまずいよ…」

00年代

リクープ・ジス/クーリオ 「いらっしゃいませ」

ウォークアバウト/レッド・ホット・チリ・ペッパーズ 「読めない」

フラッシュのテーマ/クィーン 「ゴールじゃない」

チェスボクシンの闘い/ウータン・クラン 「ウソッ、釈放?」

更に、今回のレジェンド作品の中から大賞に選ばれた作品には、番組のオリジナルTシャツがプレゼントされることに。Tシャツのベースはソラミミストが作成することに。(本業はイラストレーター)

SUN部門(=お父さん、お母さん、等の「さん」の文字がつくもの)

ウィスパリング・プレイヤ/TLC 「おっさん おっさん おっさんか?おっさん えー、自分だと思う」

風変わりな少年/セルジュ・ゲーンズブール 「お客さんに嫌われるぞ」

スイム/フィッシュボーン 「おじいちゃ~ん!! ザッボーン!!」

ダミ声部門

チーク・トゥ・チーク/エラ・フィッツ・ジェラルド&ルイ・アームストロング 「できればスパゲティ」

ハイラーテ・ミッヒ/ラムシュタイン 「混ぜて飲んで」

ポルトガルの4月/ルイ・アームストロング 「あんさん、日本人…」

ここで次週に持ち越し。新作空耳も乞うご期待だ。