タモリ倶楽部2021年3月5日放送回

毎度お馴染み流浪しない番組、タモリ倶楽部。

今回はタモリ電車クラブの持ち込み企画後編。

ゲストは先週同様、土屋、市川、吉川、南田マネジャー。

鉄道に関する言葉をジェスチャーするゲームを再開。

出題(ジェスチャー側)は南田から。以外にジェスチャーの上手い南田。60秒の時間内に次々ジェスチャーを披露。

続いて、紅一点の市川がジェスチャー側に。難しいようで、苦戦。60秒経ち、放った言い訳が「アメリカ育ちだからみんなとジェスチャーが違うから」。

土屋も難しいと言いながらもジェスチャー。市川と同じく苦戦。

お次は市川考案のリアル山手線すごろく。

実際の前面展望映像を使い、東京駅をスタートし、ゴールの新大久保駅を目指すというもの。(新大久保がゴールである理由は、東京駅のちょうど反対側だから、だそう)

ルールは「新幹線を見つけたら2マス進む」「他社線・JR特急をみつけたら1マス進む」「対向山手線とすれ違ったら1マス戻る」

内回り・外回りでプレーヤーを分けてゲーム開始。

さいころを振り、1が出たので東京駅の隣の神田。ところが早速対向車線が登場、が端に新幹線が通ったことを確認。結局1マスのみ勧めることに。

意外と盛り上がる一同。対向車とすれ違う機会が多く、案外進まない一同。

案の定、ゲームが壮大すぎてなかなか進まず、タイムアップのカンペが出てゲームは強制終了で番組は終了。

タモリ倶楽部2021年2月26日放送回

流浪しなくなった番組タモリ倶楽部。

今回はお馴染みの鉄道持ち込み企画。外に出ずとも楽しめる鉄ネタをゲストが各自プレゼン。

ゲストは全員タモリ電車クラブ会員。土屋玲央、モデルの市川紗椰、ダーリンハニー吉川正洋、ホリプロマネージャー南田裕介。当然、会員証を首から下げての登場。ナレーションは渡辺美佐。

土屋はトレインディアンポーカーなるゲームについて説明。

通常のインディアンポーカーは各プレーヤーがトランプを額に当て自分のカードの強弱を予想しつつ駆け引きする。

トレインディアンポーカーは、自分の引いたトレインカード(路線カード)の平均利用客数が多い路線を予想しながら競う。

今回選ばれる路線カードはタモリ電車クラブがロケをした全13種類の路線。

2007年東京メトロ千代田線、2007年東京メトロ有楽町線、2007東京メトロ年南北線、2008年東京メトロ副都心線、2013年小田急小田原線、2015年JR鶴見線、2015年JR南武線、2015年西武鉄道池袋線、2015年東急東横線、2015年東急目黒線、2018年京急本線、2018年京急大師線、2019年相鉄線、これらを1kmあたりの平均乗客数で決定する。

裏返しとなっているカードを1枚ずつ引き、カードを額に当てる。

土屋は千代田線、市川は有楽町線、タモリ鶴見線、吉川は南北線、南田は東横線を持っている。本人だけが自分の路線がわかっていない。ここから各プレイヤーが自分の路線について1問のみ質問をしていく、探り合いタイム。最後に乗車した日や、主な乗客のタイプを聞き出すプレイヤーたち。

最後に自分のカードの路線を予想してベット。5枚のチップ(1枚:10ポイント)をベットして1位が総取り。

自分の路線の客数が少ないと踏み、早々に降りるタモリ。

順位は1位:南田・東横線487,094人、2位:土屋で千代田線375,763人、3位:市川の有楽町線293,659人、4位:吉川の南北線161,048人、5位:タモリの鶴見線14,113人で予想的中のタモリ。1位の南田が200ポイントを総取り。タモリのみ50ポイントを死守。

続いては南田のプレゼンで「鉄道ライブカメラダービー、新宿ステークス」。2014年頃にタモリが半年間、宮沢りえと出演していたフジテレビの「ヨルタモリ」のコーナーを思い出させる。

新宿に設置されているライブカメラから、どの鉄道が最初にやってくるのかを当てる。電車の形式がポイントとして加算されるシンプルなゲーム。線路の本数は7本。4分間に通った電車が加算の対象となる。

鉄道のライブ映像に興奮する一同。

続いて吉川のプレゼンは「鉄チャーゲーム」。

鉄道にまつわる用語をジェスチャーし、当てていくゲーム。自粛生活の運動不足も解消できるそう。時間は1分間で当てた人も当てられた人も10ポイント加算。

最初の問題は吉川が大げさに目視しつつ、目視の先を右手で指さすポーズ。答えは「指差喚呼」。次々とポーズを取り、振りを行う吉川に、次々に解答する一同。

続いてタモリが「鉄チャー」をすることに。タモリの一人無声コントに一同感心。

当てても当てられても気持ちよいと吉川。

最後に市川のプレゼンは来週に持ち越しで番組は終了。

タモリ倶楽部2021年1月22日放送回

アメリカではジョー・バイデンが大統領に就任した。

毎度お馴染み流浪しない番組タモリ倶楽部は特別仕様のオンライン乗り鉄・後編。

ゲストは引き続きタモリ電車クラブの会員、市川紗椰、ダーリンハニー吉川正弘。司会進行はグローバー。

雪と氷にまみれたロシア共和国・ウラジオストク駅から再びオンラインで中継。

寒空の下、アンナさんがピロシキ屋台の前を通るとタモリらは興味津々でピロシキをリクエスト。ところが、ピロシキは売り切れで肉まんを購入。日本の肉まんよりもかなり大ぶりの肉まんにスタジオから感嘆の声。ツアーガイドのアンナさんが肉まんを割って見せると「一瞬にして凍るんじゃないの?」とタモリ。そんなことお構いなしに肉まんを頬張るアンナさん。「肉まんですね」の感想に一同爆笑。

その後、レールにカメラを向けると、今日はシベリア鉄道には乗り込めないことが判明。シベリア鉄道は夜に出発するので、収録時間内では撮影は不可。そこで、在来線の列車に乗車することに。

運転席の車体にロシア語で文字が書かれてあり、その列車の運転士の名前が印字されていることが判明。今回の列車は、アンナさんの説明によると、ソチオリンピックで使われた列車とのことだったが、正しくは2018年のロシアワールドカップに使用された列車だそう。

3列席のシートに再びスタジオが盛り上がる。ウラジオストクを出発し、次の停車駅はペルヴァヤ・レチカ。ペルヴァヤ・レチカには沢山の貨物列車が停車しているそうだが、時間の関係で今日のツアーはここでおしまいに。それを聞いて落胆する一同。せっかくなので、全員がマトリョーシカを片手に記念撮影でパチリ。

今回のオンラインツアー3,000円に「安いな」とタモリ。話しかけても無視することの多いアンナさんがよかったというマニアな吉川。

続いてインドネシアの首都ジャカルタからのオンラインツアー。インドネシアは日本の鉄道から引退した車両がセカンドライフを送っている国としても有名。そこで今回は懐かしの鉄道車体と再会するツアー。ガイドは西新宿に2年住んでいたというナスールさん。

ジャカルタ・コタ駅から中継。路上の屋台に目が行くスタジオ。アンナさんと違い無視しないナスールさんはフルーツ販売の屋台や揚げ物を販売している屋台などがあると親切に説明。

今回のツアー先のコタ駅は通勤通学に使われるターミナル駅で1887年のオランダ領時代に設計された歴史のあるもの。第一次伊藤内閣(1885年~1888年)の時代だというナスールさんの豆知識に驚愕する一同。

駅自体は歴史があるが、駅の規模としては東京駅というよりも上野駅に近いのだそう。構内は高いアーチ状の天井で、ヨーロッパの雰囲気を残しているとナスールさん。

既に切符購入済みのナスールさんはそのまま改札を通ってホームへ。初乗りは25km以下30円。

ホームに向かうナスールさん。かつて千代田線を走っていた列車6000系を見かけて歓喜するスタジオ。シルバーにグリーンのラインだった車体が赤と黄色の南国らしいポップな車体へと変貌。よくみると、車体にはうっすらと「JR」のサインが残っており、感嘆する一幕も。

車体に残った文字「千 ケヨ」から千葉支社の京葉車両センター所属の列車であったことが判明。

インドネシアでは2000年頃から日本の中古列車が輸入されるようになったそう。

続いて、「東 ヤテ」の文字から東京支社の山手電車区であることがわかり、山手線を走っていた列車であると知り、感慨深げな一同。

ここで、先頭車両の窓に金網がかかっているのが気になったスタジオ。たまたま居合わせた駅長に理由を尋ねると、いたずらによる投石での破損を防ぐためだそう。

列車に乗り込むと、日本では見かけない「売買禁止」「楽器の演奏禁止」などの注意書きに交じり、「ドリアン持ち込み禁止」のサインにスタジオ爆笑。時間となり、オンライン鉄道旅行は終了。

ここでも記念撮影をパチリ。

タモリをはじめ、一同大満足のオンラインツアーであった。

タモリ倶楽部2021年1月15日放送回

主要7か国首脳会議、通称G7サミットを6月にイギリスコーンウォールにて開催すると発表された。

お正月はどこにも行けなかったと不満げなタモリ。そこへタモリ電車クラブ会員のバイリンガル・モデル市川沙椰とダーリンハニー吉川正洋が右から登場。

左から「タモリ電車クラブで世界の鉄道旅行へ行ってみませんか」と司会進行の電車にあまり興味無いグローバーが登場。

巷で話題のオンライン旅行。今回はオンライン旅行を販売する旅行会社がタモリ電車クラブのために世界の鉄道旅行を特別企画、とナレーションの渡辺美佐。

オンライン旅行に参加するのは初めての3人。今日はオンライン旅行の先駆者H.I.Sから、八幡正昭さんが解説。

参加者と現地ガイドをZoomなどのツールでつなぎ、世界の観光地や絶景をライブで楽しめるのだそう。ただ映像を見ているだけでなく、ガイドに質問する等、双方向でコミュニケーションが取れる。

タイの台所・メークロン線ギリギリツアーに出発。

タイ在住20年のガイド、ぽっちゃり二人組がバンコクから南西に約80km離れたメークロン市場から中継。メークロン線は電気で動いているわけでは無いので、「列車」と呼んでください、とお断りが。

実際に使われているレールの間近に商品を陳列している屋台が並び、現地の人々は商品を動かす様子もなく商売に勤しんでいる様子に、列車の到着時間が近づき心配するスタジオの面々。

せり出していた屋根が畳まれ、電車の到着を知らせる警笛がなるも、レール際の商品はそのまま。黄色と赤を基調にグリーンのラインがアクセントのポップな列車通過後、我先にと畳んだ屋根を戻す路上ならぬ線路上市場。

タイの電車はプラットホームに高さが無く、線路脇から車内の階段を上がり乗り込む。ガイドが先ほど4両編成の車内を案内。今回乗り込んだ電車は日本車輌1985年製の車両であることが判明。車体にあるSRTの文字は「State Railway of Thailand=タイの国鉄」を指す。

出発する列車の最後尾車両に陣取り、駅舎から市場の様子を見ることに。列車が通過するや否や屋根をセッティングし線路上に入ってくる人々に感嘆。先頭車両へ移動時、開放的な連結部分に「海外ならでは」と感心する一同。

今回の60分ツアーは市販した場合、価格は3,000円程度と聞き、「安いね」と満足気なタモリ。中継先と気軽にやりとりができるところが気に入った様子。かなり乗り気で「次行こう」と積極的。

続いては「鉄オタ永遠の憧れ!極東の果てで世界最長シベリア鉄道を体感ツアー!」

始発駅出発から終着駅到着まで1週間くらいかかるが、市川は1泊のみ乗車経験があるそう。

ロシア共和国の極東ウラジオストクから中継。ガイドは新潟に留学経験のあるロシア人のアンナさん。

積もった雪の中に佇むアンナさんを寒くないのかと心配するスタジオ。しかし、晴れていて0度で暖かいと回答するアンナさんに、さすがロシア人と感心。

こちらは「ウラジオストク駅を鑑賞しシベリア鉄道と出会う旅」。ウラジオストク駅は1893年に開業し、ロシアの伝統的なスタイルの建物で、スタジオからは「可愛い」の声。ロシア鉄道は世界一長い鉄道で、ウラジオストク駅は終着駅。

寒くなってきたので駅構内に入ることに。早速荷物検査を受けるアンナさんとカメラ。検査が終了し、待合室へ。天井にはモスクワとウラジオストクの絵が描かれている。ソ連解体後の1991年までウラジオストクは外国人の立ち入りが禁止されていたそう。宮殿のように美しい構内が映し出される。

ホームへ行くにあたり、再び外に出るアンナさん。柵が凍っており、寒さを物語る。停車中の郵便列車にロシアっぽいと興奮する一同。

と、ここで時間となってしまうと告げられると「なんで」と声を荒げるタモリで番組は終了。

次週はオンライン鉄道ツアーの続編に決定。

タモリ倶楽部2020年10月2日放送回

アメリカ合衆国のトランプ大統領が新型コロナウィルスに感染した。

コロナ禍の日本において相変わらずロケを憚るタモリ倶楽部。先週に引き続き、鉄道企画だ。

鉄道持ち込み企画・後編と題し、クリアパネルで仕切られた席に着席するタモリをはじめとするタモリ電車クラブの面々、土屋礼央、市川紗椰、伊藤壮吾、南田裕介。鉄道好きの演歌歌手、徳永ゆうき。徳永はタモリ電車クラブの会員ではないため、今回の収録で会員になれるのか?

渡辺美佐のナレーションで「タモリ電車クラブ持ち込み企画 俺の鉄ネタ 後編」。

徳永の紹介する企画は「ロケーション パネル クイズ」。「撮り鉄」である徳永がこれまでに撮影してきた枚数はなんと3万枚。撮りためた鉄道写真からロケ地をクイズ形式で当てるもの。ここで全員から「自分の自慢を当てさせる」と総ツッコミをくらう。

しかし、「楽しんで頂けるようにこういうパネルも用意してまして」とパネルを取り出す。パネルは九つに仕切られ、地域の大まかなジャンル「東京・首都圏・ローカル」に分かれ、難易度によって点数が高くなり、1点から最高点15点が表示されている。

「東京6」を選択し、暗闇の中に「回送」の表示がされた電車の写真に、伊藤が「小田急線の成城学園前駅」とあっさり正解を出す。ポイントを解説すると、①ロマンスカー、②地下駅なので駅が限られている、③このアングルだと成城学園前、ここから正解を導き出したという。「壮吾くんに答えられてくやしいな」と徳永。

次は伊藤が「首都圏4」を選択。ホームの両脇に対照的に停車する電車が美しい。そこへ再び伊藤が手を挙げ「相鉄線海老名駅」とまたもやあっさり回答し、更にくやしがる徳永。

折角なので、一番難しい問題「首都圏15」を選択。土屋は「一駅めですよね」に「やめてもらっていいですか」と不満げな徳永。南田も「有名な駅ですか?下、降りると…」と質問。ここでタモリが「鶴見線国道駅」と回答し正解。なんとこの駅で、徳永は初めてのタモリ倶楽部ロケに参加したそう。とはいえ、鉄道マニアへの出題の精度としてはあまり高くなかったようで、「残尿感が残る」とタモリ評。

「簡単なのも」ということで、「ローカル1」を選択。山を背景に向かってくる古い電車がノスタルジックだ。「開聞岳(かいもんだけ)ですね」「最南端」と既に地理を特定。ここで南田は答えがわかっているが、土屋曰く「(徳永が)答えにくい雰囲気を出している」と苦言。無理やり盛り上げる南田が挙手し、「指宿線西大山!」と回答し見事正解。「当てずに鑑賞してたいよね。写真はいいよね」とタモリの意見に微妙な徳永。

トリは南田。「コンテナポーカー」なる企画。貨物列車のひとつの車両に5つまでコンテナが積める。このコンテナをトランプに見立てるというもの。語呂もいいと評判は上々だ。

ゲールのルールは同じコンテナが二つ揃っていればワンペア20点、三つだとスリーカード30点、4カード40点、フルハウス35点、5つ全てのコンテナが同じであれば5カード50点といった具合。珍しいコンテナ、パロマのデザイン等、があればボーナスとして50点加算。空の貨車の場合、ひとつも揃っていない場合はブタとし0点。映像を見る前に車両を選択し、やってくる貨物列車の映像を見守る。

2両目を選択した徳永は4カードで40点獲得。

4両目を選択した市川は一見ペアがあるようにも見えるが、コンテナのロゴ「JOT]の色が異なるためペアとは認められず。とはいえ、19型のコンテナが2つみえるためワンペアであるが、よくみるとコンテナの形が異なっており厳密にはペアでは無い事が判明し「上級者はブタ」という南田の一言により「私、ブタでいいです」ということで市川は0点。

5両目の伊藤はツーペアと思われたがよく見るとコンテナのロゴの位置が揃っていないため、ワンペアに。意外と揃わないコンテナに「厳しいな」の声も。

7両目、タモリの車両では3つが同じコンテナとなりスリーカードで30点。

40点の徳永が優勝。ここで南田より実は8両目が高得点の狙える記念コンテナが入っていたと追加情報。「俺、7か8迷ったんだよ」とタモリ。市川は「麻雀でも(このゲームが)できますよね」に一同納得。

ここで南田、二つ目のゲーム「鉄道ライブカメラダービー」を提案。なんだか昔、ヨルタモリでタモリがやっていたような企画だと思っていたが、それではなかった。ライブカメラが設置された地域を選択し、高い点数=電車の本数の少ない地域と低い点数=電車の本数の多い地域において、ライブカメラに映像を切り替え、5秒以内に電車が通過するか否かで得点を競うゲーム。

汐留2点、新宿駅3点、さいたま新都心駅8点、南福岡駅13点、鳥飼車両基地15点、京都プラザホテル65点、さった峠(静岡県)75点、河津川鉄橋(静岡県)185点、となる。

タイミングが大切なので、回答者みずからカメラの切り替え時間を指示する。

まずはタモリが鳥飼車両基地を選ぶが電車は通過せず0点。

市川は新宿を選択。電車が1本通過し、3点。

伊藤はさいたま新都心を選んだ伊藤は8点獲得。更に特急だったため、特急ボーナスの有無を南田に確認すると、「つけましょう!」と快諾し、5点追加となり13点獲得。

最高得点をとれば電車クラブ会員になれるかも?!とのことで京都プラザホテルで勝負に出るも、5秒以内に電車は通らず0点。

「2周目」と当然のように南田。そこで次は1分間としもう1ターンすることに。油井(ゆい)駅と興津(おきつ)駅の間にあるさった峠をタモリが選択。時刻表では15:07発のにさった峠を通過する電車を確認し、丁度収録時間と重なったため、カメラを切り替えるが電車は通過せず。

時刻表でダイヤを確認すると油井駅発の15:12があることがわかり、再度挑戦することに。今度は上り電車が無事通過でタモリが75点獲得。

これで企画は終了するが、徳永の電車クラブ会員についてどうなるかと問答が。

タモリは「持ち越しだな」と言うも、伊藤が「僕も当初は仮会員でした」の一言により、「じゃ、仮会員で」となり、「それは喜んでいいんですか?」とずうずうしい徳永の一言で番組は終了。

タモリ倶楽部2020年9月25日放送回

今週、北海道・旭岳では初雪を観測し、東京では冷たい雨が振った。

毎度お馴染み流浪の番組タモリ倶楽部は定番の鉄道企画。今日は白シャツに白パンツの装いで夏の抜けきらないタモリ。首からはタモリ電車クラブの会員証をぶら下げている。

コロナ禍において、電車に乗るロケも出来ずタモリ電車クラブも開店休業と話したところで左から土屋礼央が登場し、「タモリ電車クラブは通常運転」と豪語。

右からは市川紗椰、伊藤壮吾が登場し、自宅で出来る鉄道企画を考えてきたという。

「タモリ電車クラブ持ち込み企画 俺の鉄ネタ」と銘打ち、企画のプレゼンをし、実際に企画を行うことに。

ゲストはオープニングに登場した3人に加え、鉄道企画の立役者とも言える南田裕介と、最近見かける徳永ゆうき。ナレーションは渡辺美佐。

徳永ゆうきは車掌の制服らしき衣装を着用し、今にも出発進行!と言い出しそうな気配。オープニングも参加したかったと不満を漏らす。また、鉄道企画への出演が4回目にもかかわらずタモリ電車クラブの会員証を貰ってないと不満を連発。タモリからは「申請してないんじゃないの?」と言われ、「え、僕のミス?」と不安げな徳永。土屋が今日の活躍次第と言うと「そうだな」とタモリら一同納得。

最初にプレゼンを行う「始発」はレディーファーストで市川から。

「鉄道紙相撲 ボイ鉄場所」。

各鉄道会社のホームページから無料で電車のーパークラフトをダウンロードし、組み立て、土俵の上に置き戦わせるというもの。ペーパークラフトの再現度が非常に高く、ミニチュアの車両が非常に美しい。市川が相撲好きということもあり、相撲に着想を得た企画。ボイ鉄では声に反応する土俵を使用。

タモリが力士となる車両を選ぶ。相鉄ED11電気機関車を選択。パンタグラフの付属するえんじ色が美しい車両に歓喜する一同。

続いて伊藤壮吾がJR八高線E231系のカラフルな車両、徳永は水色の小田急ロマンスカーMSE(60000形)、最後に市川が大阪メトロ長堀鶴見緑地線80系を選択。

4両がトーナメント方式で対戦。

まずは伊藤の八高線VS徳永のロマンスカーの対戦。呼び出しなる役割を担うことになったタモリ。(呼び出し:相撲の勝敗の審判は行司が行うが、土俵上で扇子を広げて各力士を呼び上げる役割)呼び出しは姓ではなく、名で呼ばれるしきたりとなっており、今回の呼び出しは「一義」。

扇子を広げ、名を呼び上げる一義。「ひが~し~ 湯本おぉ~、に~し~ 高麗川ぁぁ~」と行き先を呼び上げる一義。行司役は南田。それぞれ思い思いのアナウンスで土俵を振動させ土俵上の車両が移動する。お互いに同じタイミングで土俵の外に車両が出てしまうことになり、ビデオ判定となった。軍配は八高線。決まり手は「塩すべり」。

続いての取り組みはタモリのED11VS長堀鶴見緑地線。ED11は大型車両だ。パンタグラフを髷に見立て、「髷が2本ある」と言い張るタモリ。流石は大型車両、なかなかの勝負であったが、途中、息切れしてしまい咳払いするタモリ、「これは疲れるね」。ED11が長堀鶴見緑地線をひっくり返し、決まり手は「浴びせ倒し」で勝利。

トーナメント方式の予定であったが、全員飽きてきたのか、優勝決定戦は開催しないことに。

次の企画は伊藤のプレゼン。東京メトロのポケット時刻表を使い、UNOに見立ててゲームを行う。

UNOとはカードの色や数字、記号が同じものを出していき、先に手札が無くなった方が勝つ。ポケット時刻表は路線・駅名・ナンバリングが同じものを出していく。

例えば、丸の内線霞ヶ関駅の時刻表であれば丸の内線と霞ヶ関駅を通るすべての路線の時刻表を出せる。(ちなみに霞ヶ関駅を通過するのは丸の内線と千代田線)駅のナンバリング(例:銀座線渋谷駅・・・G01)が同じ、「01」の時刻表も出せる。

各自3枚配り、手持ちのカードが早く無くなったら勝ちで、残り一枚となったら「ウノ」と叫ぶところを「終電」と叫ぶ。

土屋はゲームに参加せず、山から時刻表を引く。引いたのは丸の内線国会議事堂前。

国会議事堂と乗換駅の溜池山王駅と通る全ての線の時刻表を出せる。タモリ、伊藤と続いたが、徳永が出せる時刻表が無く、パスのことろを「パスモ」。タモリには「会員じゃないからだよ」といじられる。

その後次々、パスモとなり、タモリが勝利で終了したものの、ゲームにあまり満足感が無いそう。

最後は徳永ゆうきの持ち込み企画。「ミュージックホーン歌謡祭」

ミュージックホーンとはメロディー付の警笛。徳永が熱唱したミュージックホーンがどの車両かをクイズ形式で当てるもの。歌謡祭なのに一人しか歌わないの?と皆につっこまれる徳永。

ここで南田が歌謡祭ではないく、ミュージックホーンステーションでよいのでは、と提案。

一問めは徳永が熱唱したところで市川が「京王ライナー」と当て、二問めは「サフィール踊り子」で伊藤が正解。

しかしクイズはあまり盛り上がらず、番組冒頭で徳永が会員になれるかどうかは今日の活躍次第と言った手前、「今日は足りないかな」とタモリ評。

粘る徳永は「まだ企画はある」と食い下がるも「時間足りないな」とタモリ。

南田も「僕のプレゼンまだなんですけど」。

ここで来週も鉄道企画の後編へ続くことに。

タモリ倶楽部 2020年6月26日放送回

長雨の合間に見える青空のような番組、タモリ倶楽部。

今回はコロナ禍の影響を受けて初のリモート収録による鉄道企画。

ゲストとタモリを含む総勢4人でリモート収録によるグーグルストリートビューに偶然映った電車、通称「グー鉄」を皆で探す「ストリートビューでオンライン撮り鉄!偶然鉄道フォトコンテスト」。

ゲストはタモリ電車クラブではお馴染みのメンバー、吉川正洋、土屋礼央、市川紗椰。

30分の間に10枚のベスト鉄道ショットを全員で探し出すことが目標。我らがタモリは「ワンチームとかウィンウィンとか言ってる奴を絶対信用しないんだよ」と言いつつ渋々参加。早速名言、頂きました!

普段からストリートビューを利用し、カムチャッカ半島の先端に人がいるかどうか、といったことを調べているというIT派の一面を見せるタモリ。流石は「For the sophisticated people=洗練された人々」のサブタイトルがつくタモリ倶楽部のMCである。

タモリが引く鉄道くじにより、首都圏の鉄道路線を選び、吉川がストリートビュー画面を操作。

最初にタモリが引いた路線は横浜市と川崎市をつなぐJR鶴見線。鶴見駅周辺でみつけた、鶴見線と並んで走る路線湘南新宿ラインの車両をパチリ。

お次は千葉県成田市と東京・上野を結ぶ京成本線。道路と線路の高低差が無い地域を探し、実籾(みもみ)駅へ行くも、電車は見当たらず。

京成本線を引き続き探索し、町屋駅周辺へ。ビルに囲まれた高架を走る電車を発見。

3つ目は東京・仙台を結ぶ常磐線。茨城県牛久市(うしくし)中心に位置する牛久駅周辺で列車を探す。遠方に見える電車の車両に一同興奮。

ここで、グー鉄を見つけられなかった場合に備えて、慶応大学と東京都都立大学の鉄道研究会に発注してあったグー鉄の2作品を土屋が紹介。

最後は青梅線(おうめせん)は東京都福生駅(ふっさえき)でグー鉄探し。ストリートビューに写りこむ人々を見て、「この街は年寄りばっかりだな」とノー忖度で清々しいタモリ。

そんなところへ、真っすぐに伸びる線路を走るシルバーとオレンジの鉄道車両を発見。

ここで企画は終わりと思いきや、次週は全国の路線でグー鉄を探すことに。

普段の鉄道企画では鉄道会社の全面協力の元、実際に電車の車両を借り切ったり、車両工場や駅構内でのロケは何と贅沢だったのかと痛感したリモート収録。

今回の放送でも空耳アワーは無く、当然ソラミミスト・安斎肇の登場も無い、寂しい回であった。

ウィズコロナの新しい生活様式では、今後もこのように共演者同士が直接絡むことなど無くなっていくのだろうか。それともこのトレンドは一過性のものなのだろうか。ほんの数か月前迄の常識が葬り去られてしまったことを改めて感じさせられた。

とはいえ、タモリの近影を確認できるという意味では有難い放送であった。