タモリ倶楽部2020年12月4日放送回

代表作は「佐々木希との結婚」から新作「多目的トイレで5分一万円ポッキリ不倫」が代表作となった渡部建が再び話題となった年の瀬。

「毎度お馴染みのタモリ倶楽部」では、拍手に着目。

アーガイル柄のセーターで品の良さを漂わすタモリ。コロナ禍において、スポーツ観戦ができるようになったものの、大きな声を出してはいけないため、歓声に替わり、拍手が注目されているという。

ゲストはハライチの岩井と澤部、ミュージシャンの高橋優。岩井は司会進行を兼ねる。

人間は拍手でどれだけ大きな音を出せるのか、人類の挑戦「幸せなら手をたたこう」。

ナレーションはもちろん渡辺美佐。

まずは豊橋技術科学大学で空力音の研究をしている飯田明由教授が拍手について解説。

空力音とは空気が振動することによって発生する音だという。拍手はこれにあたるため、空力音の一種なのだそう。理論上では手をくぼませて空気を集め、両手を叩くと大きな音が出せるのだが、教授が手を叩いても小さな音しか出ず、「理論だけじゃないですか」と岩井に呆れられる教授。

事前測定で高橋98.7㏈、タモリ91.8㏈、澤部90.8㏈ を出した3人。どれだけ拍手のポテンシャルを広げられるのか?

最初に教えを乞う相手は日本フィルハーモニー交響楽団打楽器奏者、福島喜裕さん。手拍子のみで構成される楽曲「クラッピング・ミュージック」を日本で最初に取り入れた拍手界の重鎮。

打ち付けられる手にくぼみをつけて、打つ手の指を揃えて手を爆発させる感じで、スナップを効かせると大きな音が出ると説明。

ここで力説するも、実際に福島さんの拍手の音を聴くと小さな音に拍子抜け。岩井は「また理論だけが」といいタイミングで毒づく。

が、皆でクラッピング・ミュージックを演奏してみることに。飯田教授以外は上手く演奏する一同。

続いて、神主として職業がら手を叩く事の多い齋藤剛さん。試しに叩いてもらうも、やはり小さな音で「また理論だけか」とほどよくしつこい岩井。

お次はフラメンコダンサー伊集院さんが登場。手拍子はパルマと呼ばれ、全体のリズムを担う。そんなパルマに魅了された伊集院さんのリズミカルな手拍子。力任せに叩くのではなく、リズミカルに叩くと大きな音が出るという。手が合わさる瞬間に力を抜くのがコツのよう。

タンゴのリズムで拍手に挑戦。

最後に登場したのはJリーグ私設応援団代表の加納さん。なんと気合で叩けば大きな音が出るという。最後になぜ根性論?と疑問を持つも、普段の応援する拍手スタイルを披露。

そこで皆、スタジアムでもないのに「東京ベルディ!」と連呼しながら手拍子を打つシュールな場面に。

4つのレクチャーを受け、改めて音量を計ることに。

澤部以外はなんと音量が小さくなるという寂しい結果に。

最後はタモリ仕切りの全員による一本締めで番組は終了。

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