マッチングアプリを利用してみた①

私は恋愛に不向きな人間だとなんとなく感じており、恋愛や結婚については諦めようと努めていた。しかし、物寂しく感じる夜もある。

特に新型コロナの影響により転職活動を中断しなければならず、精神的にも気の迷いが生じ、マッチングアプリへの登録と相成ったわけだ。

マッチングアプリ登録までの道程

①転職活動

世の中にふんわりと自粛ムードが漂ってきたのは2月頃からだったと思う。

とはいえ、新宿ゴールデン街にはまだまだインバウンド客であふれており、飲み屋のカウンターで隣になった外国人観光客と、日本で何処に行きたいかとか、何処に行ってきたのか、などと呑気な世間話をしていた。

厚生労働省が新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため、イベント等の開催を検討して欲しいという通達を出したのは2月20日だった。

私は3月に和食店に転職したが、団体予約の多くがキャンセルとなった。

コロナ騒動とは別で私はこの店と合わなかったので、3月の下旬に退職してしまったのであるが、この後4月に入り、営業自粛の名の下、都内の全飲食店は20時までの営業要請が政府から出た。

私は早急に転職をすべくハローワークにて失業申請をし、転職活動にいそしんだ。

ところがだ。求人募集をかけているものの、採用は保留としている企業が目立った。

わらをもすがる思いで派遣会社に登録し、希望する会社への応募を積極的に行ったものの、こちらものれんに腕押し≒新規採用見合わせ、または保留という状態であった。

私はひたすら求人に応募し、応募要項に沿って応募書類を黙々と作成した。原本が必要であればコンビニで印刷した応募書類を郵送し、Eメールでの応募可能案件については作成した書類をPDFにし、添付書類として送信した。

しかし、書類選考に落ちたとお祈りメッセージが届くのはよい方で、何の音沙汰もなくただただ時間だけが過ぎていった。

②婚活ブロガーの記事

いつものようにブログパトロールをしていると、2年位前からチェックしている婚活ブログが目に留まった。

この方は女性ブロガーで、長年婚活をしているのであるがなかなか良縁が無く、しかし、諦めることもなく黙々と婚活にいそしんでいる、骨のある女性であった。

そんな彼女に良縁があり、ようやく結婚を前提にお付き合いできる人がみつかったのだ。

③マッチングアプリに登録

この女性ブロガーは独身である事の証明が必要な書類の提出を求められるお見合いサイトから、緩めのマッチングアプリまで幅広く活動しておられるようだった。

しかし、お付き合いが決まったお相手はそれらのサイトを経由して知り合った方では無かった。とはいえ、マッチングアプリを通じてお見合いを多数経験しておられ、これらをきっかけに知り合う事に肯定的であった。

彼女のブログにはそれらマッチングアプリやお見合いサイトのリンクがあり、これも就職活動の一環と私はリンク先のサイトへ飛んだ。

④マッチングアプリ登録後

女性は無料のアプリが多く、登録しても何も支払の発生は無かったが、登録時点で私はある失敗をしていたことに、数時間後に気付くことになった。

②へ続く

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